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マネパ為替分析 日刊レポート

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“割り込んだ”が、“躊躇”もされる…!?

2019年12月04日

◆「米中懸念」再燃…

「200日移動平均線(昨日は108.903円)を巡る攻防戦」を繰り広げる中、昨日は「米中協議」を巡る懸念がさらに強まる事態に陥りました。

 『対中協議に期限は設けていない』
 『米大統領選後まで待つのがいいかもしれない』

このトランプ大統領発言は「対中制裁関税第4弾(15日予定)発動」への警戒感につながり、米10年国債利回りは“1.69%”へ急低下、NYダウは“11/6形成の押し目後の上昇分(+767ドル)”を3営業日で吐き出す中、ドル円は“108.481円”へと下値を拡大しました。 

◆ただ「割り込んだ=下値追い」と見るのは、いささか早計…? 

“200日移動平均線”を割り込んだことを考えれば、テクニカル的には“日足・一目均衡表先行スパン上限(同108.326円)”や“11/14安値(108.234円)”への続落を懸念せざるを得ないのは事実です。
しかし「米中関連」のみの“リスク回避姿勢”は、「米中関連」のみで“リスク選好姿勢”に変わる可能性を秘めています。
このため“上値が重い”は先行しやすいが、“下値追いにも躊躇”といった展開も期待されるところです。

前記した“昨日安値(108.481円)”は、“50日移動平均線(108.492円)”や“10/3~11/29の38.2%押し(108.488円)”とも合致します。
同水準付近にて“下げ渋る”ようなことがあれば、“一旦のポジション調整→200日移動平均線へ逆戻り”といった展開は、十分に警戒しておきたいところです。

引き続き「米中関連のアンテナ」を張り巡らせながら…。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:109.205(12/3高値、+1σ、12/2~12/3の61.8%戻し)
上値4:109.104(12/2~12/3の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値3:108.957(12/2~12/3の38.2%戻し、50週移動平均線、大台)
上値2:108.888(200/20日移動平均線)
上値1:108.806(日足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:108.626(-1σ)
下値1:108.481(12/3安値、50日移動平均線、10/3~11/29の38.2%押し水準、月足・一目均衡表転換線)
下値2:108.326(日足・一目均衡表先行スパン上限、11/21安値、ピボット1stサポート)
下値3:108.234(11/14安値、-2σ、週足・一目均衡表転換線)
下値4:108.075(10/3~11/29の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:108.000(大台) 

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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