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マネパ為替分析 日刊レポート

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“上値が重く”とも、“悲観する必要なし”…!?

2019年12月09日

◆すこぶる好内容 - 米雇用統計

期待した通り、米雇用統計は“数値にブレ”が見られました。

非農業部門雇用者数は“2019年1月以来の大幅増(+26.6万人)”、前月・前々月分も合わせて“+4.1万人の上方修正”が加わりました。
さらに失業率は“1969年12月来(3.5%)”へ再低下”、平均時給も“好内容(前月比:+0.2%/前年比:+3.1%)”となったことで、発表直後から反発に転じました。
米10年国債利回りが“1.78%→1.86%”へと急上昇する中、ドル円も“108.526円→108.919円”へと反発しています。

もっとも「米中協議の行方」に対する不透明感は根強く、“109円回復”に至ることはありませんでした。
NYダウは“続伸(+337ドル)”、前記米10年国債利回りは“高止まり(1.83%)”を見せたものの、ドル円は“上値の重さ”を引きずって先週の取引を終えています。

◆“上値の重さ”ばかりが目立つが…

今週はリスクイベントが相次ぐものの、最大となるのはやはり「米中協議の行方(対中関税第4弾発動の有無:15日)」と見られます。
このため米中絡みの報道が流れれば“大きく揺れ動く”ものの、そうでなければ“様子見”になりやすいと見られます。
いい換えれば「ヘッドラインには一喜一憂」するものの、「不用意なポジション形成は手控えられる」ということになります。

“200日移動平均線(本日は108.844円)”を終値ベースで越え切れず、押し戻されたという格好ですので、テクニカル的には“上値の重さ”ばかりが目立つことになります。
しかし前記の状況を踏まえれば、“悲観する必要なし”といえると思います。
だからといって“楽観できる”という訳でもありませんが…。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.205(12/3高値、+1σ、12/2~12/4の61.8%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.078(12/2~12/4の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:108.995(12/5高値、大台)
上値2:108.919(12/6高値、日足・一目均衡表基準線、50週移動平均線)
上値1:108.844(200/20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.554(50日移動平均線、-1σ)
下値1:108.429(12/4安値、月足・一目均衡表転換線、10/3~12/2の38.2%押し水準、ピボット1stサポート)
下値2:108.234(11/14安値、11/21安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、-2σ、ピボット2ndサポート)
下値3:108.011(10/3~12/2の50%押し、大台、ピボットローブレイクアウト)
下値4:107.886(11/1安値)
下値5:107.811(100日移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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