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「センチメント改善 VS 好材料出尽くし」…!?

2019年12月16日

◆“リスク選好”優勢も、やはり上値は“限定的”…

「米中懸念」「Brexit懸念」の後退は、ドル円を“109.703円”へと持ち上げました。
しかしながらそこまで…。
“12/2高値(109.726円)”を突破するには至らず、その後は“109円前半”まで緩やかに押し戻されていきました。

“4つのリスクイベント(FOMC/ECB理事会/英総選挙/米中関税期限)”を終えたことで、「センチメントは改善した」と見られます。
一方でクリスマス(25日)を控える中、「好材料出尽くし」の印象も否めないところです。
このため「新たなポジション形成」への期待感は高いとはいえず、「積極的な売買は手控えられる」という可能性も否めないところがあります。 

◆ 目先は“揉みあい”を基本とすべきか…? 

テクニカル的に見ると、前記“12/2高値(109.726円)”を突破することができれば、「上放れ(110円回復)」への期待は膨らむ格好となります。
一方で“109円の大台ライン-12/9~12/13の61.8%押し(108.918円)”を下回るようなことがあると、「上昇一服感」はさらに増す格好にもあります。
それでいて本日予定される経済指標(中国/欧州/米国)は“かなり小粒”といわざる得ず、動意付になるかは微妙でもあります。

まず本日は「揉みあい(109円前半~半ば)」を基本としながら、「センチメント改善 VS 好材料出尽くし」の行方を見極めたいところです。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:110.000(大台、20月移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:109.924(5/30高値)
上値3:109.819(週足・一目均衡表先行スパン上限、200週移動平均線)
上値2:109.726(12/2高値、12/13高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.606(100週移動平均線、月足・一目均衡表基準線、+2σ)
前営業日終値:109.343(+1σ)
下値1:109.080(12/13安値、日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stサポート)
下値2:108.980(日足・一目均衡表基準線、50週移動平均線、大台)
下値3:108.918(12/9~12/13の61.8%押し、20日移動平均線)
下値4:108.783(200/50日移動平均線、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値5:108.550(-1σ) 

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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