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地政学的リスク発のリスク回避は“短命”…!?

2020年01月06日

◆ 「リスク回避姿勢」先行、ただし「フラッシュ・クラッシュ」は見られず…

皆さん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、流動性の乏しい年末年始は、「中東情勢緊迫化」が目立ちました。
「リスク回避姿勢」が進行し、ドル円は“108円割れ”へと下落しました。

一方で昨年のような「フラッシュ・クラッシュ」は見られておらず、“下値の堅さ”も目立っているのが実状といえます。
恐怖指数とも呼ばれるVIX指数が“大きくは上昇しておらず(15前後)”、「イメージ先行」の感が拭えないからです。 

◆ 「イメージ先行」の感は拭えない…? 

もちろん対立激化が懸念される状況では「下値警戒ムードは燻り続ける」と見ておく必要があり、“上値が重い”を相応以上に想定しておく必要もあります。
このため“日足・一目均衡表先行スパン下限(本日は108.075円)”と重なる“今朝の窓埋め(1/3終値:108.097円)”付近では、一旦“戻り売り圧力”が優勢となる展開を想定しておく必要もありそうです。
それでも前記「イメージ先行」の感は拭えず、「地政学的リスクは短命」といったマーケットセオリーもあります。

流れに逆らう格好になりますので、「様子を見ながら…」が必須であり、また「反発期待」も過度に持つことは控えておかなければならないのも事実です。
それでも「悲観論一色(さらなる下値追い)」に傾く現在のムードには、やは「眉に唾つけて」眺めたいところです。
“8/26~12/2の38.2%押し(107.708円)”、さらに“同50%押し(107.085円)”を明確に割り込んでくるまでは…。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:108.750(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
上値4:108.629(1/3高値、200日移動平均線)
上値3:108.535(-1σ、ピボット1stレジスタンス)
上値2:108.313(20週移動平均線)
上値1:108.194(100日移動平均線)
前営業日終値:108.097(日足・一目均衡表先行スパン下限、月足・一目均衡表転換線)
下値1:108.000(大台)
下値2:107.841(1/3安値)
下値3:107.708(8/26~12/2の38.2%押し、10/3~12/2の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値4:107.401(ピボット2ndサポート)
下値5:107.034(10/10安値、週足・一目均衡表基準線、8/26~12/2の50%押し、大台) 

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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