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地政学的リスク発のリスク回避は“短命”_part2…!?

2020年01月08日

◆ 「米軍基地攻撃」にて急反落…

好内容の米経済指標(ISM非製造業景況指数は55.0へとさらに改善/米貿易赤字は2016年10月以降最低の△431億ドルに縮小)が相次いだ昨日は、NYタイムにかけて巻き戻しが先行しました。
米10年債利回りは“1.82%半ば”へ上昇する中、前日高値を上回る“108.625円”までドル円が反発する場面も見られました。

しかし“200日移動平均線(昨日は108.645円)”を突破することは叶わないなど、「中東情勢緊迫化」の波に抗うことはできませんでした。
そして今朝方跳び込んできた『イランが米軍駐留基地を攻撃』との報を機に、「リスク回避姿勢」へと大きく揺り戻されています。


◆ またしても「テクニカル的はいいところがない」が…?

“日足・一目均衡表先行スパン下限(同108.105円)”を割り込んだことで、“三役逆転”は再び点灯しています。
このため「テクニカル的にはいいところがない」へ戻った格好であり、センチメント悪化は避けられないと見られるところです。
それでも当該報道を経ても、VIX指数(恐怖指数とも呼ばれる)は大きな反応を見せておりません。
つまり今回も「イメージ先行」の印象が拭えないということになります。

流れに逆らう格好になりますので「様子を見ながら…」が必須であり、また「過度な反発期待」も控える必要がありますが、「悲観論一色(さらなる下値追い)」に傾く現行ムードには「眉に唾つけて」を引き続き念頭に置いておきたいところです。


◆ドル円 抵抗・支持ライン
※『米軍基地攻撃』の報にて急変動していますので、いつもより値幅を拡大しています。

109.457(12/30高値、月足・一目均衡表基準線)
109.154(週足・一目均衡表先行スパン下限)
上値5:109.071(12/19安値、20日移動平均線)
上値4:109.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:108.877(12/31-1/2高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線、50週移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:108.750(週足・一目均衡表転換線)
上値1:108.629(1/3高値、1/7高値、200日移動平均線、日足・一目均衡表基準線/転換線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.482(-1σ)
下値1:108.260(1/7安値、100日移動平均線、20週移動平均線、ピボット1stサポート)
下値2:108.105(日足・一目均衡表先行スパン下限、月足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値3:107.957(-2σ、大台、ピボットローブレイクアウト)
下値4:107.773(1/6安値)
下値5:107.708(8/26~12/2の38.2%押し、10/3~12/2の61.8%押し)
107.034(10/10安値、週足・一目均衡表基準線、8/26~12/2の50%押し、大台)
106.933(10/9安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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