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センチメントの“右往左往”は、逆に“チャンス局面”…!?

2020年01月09日

◆ 大きな“往って来い”…

昨日は『イランが米軍駐留基地を攻撃』との報にて“リスク回避姿勢”が加速したものの、すぐに“緩み”ました。

 『イランは激化や戦争を求めていない(ザリフ・イラン外相)』
 『米国は軍事力を使いたくない(トランプ大統領)』

「全面衝突リスクは大きく低下」との見方が強まり、“リスク回避姿勢”は急速に巻き戻されていきました。
東京タイム序盤に“107.652円”への急落を見せたドル円でしたが、NYタイム中盤には“109.242円”への急騰(往って来い)を演じています。


◆ ここからは“上値の重さ”がまた騒がれるのだろうが…?

すでに“懸念前水準(109円台)”に押し戻されていますので、ここからの“さらなる上値追い”に関しては慎重にならざるを得ないところがあります。
しかも「後退すれども、払拭せず」という懸念状況を考えれば、“上値の重さ”も自ずと騒がれると見るのが自然です。

それでもテクニカルは「大きく改善(長大下髭の大陽線を描写/三役逆転は解消し、三役好転まであと一歩)」しており、その中で“上値の重さ(つまりは戻り売り圧力)”が台頭すれば、それは“さらなる押し上げ要因”となる可能性も…?

いずれにしても今回も、地政学的リスク発のリスク回避姿勢は“短命”に終わりました。
まだ“楽観”はできませんが、引き続き“大きくは崩れない”を前提にしながら、神経質なマーケットと向き合っていきたいところです。


◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.819(週足・一目均衡表先行スパン上限)
上値4:109.726(12/2高値、200週移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値3:109.590(12/27高値、+1σ、100週移動平均線)
上値2:109.457(12/30高値、月足・一目均衡表基準線)
上値1:109.242(1/8高値)
前営業日終値:109.133(20日移動平均線、週足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:108.942(日足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線、50週移動平均線、大台)
下値2:108.867(1/8安値後の23.6%押し)
下値3:108.623(200日移動平均線、日足・一目均衡表基準線/転換線、週足・一目均衡表転換線、-1σ、1/8安値後の38.2%押し)
下値4:108.447(1/8安値後の50%押し、20週移動平均線)
下値5:108.260(1/7安値、100日移動平均線、1/8安値後の61.8%押し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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