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マネパ為替分析 日刊レポート

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「いい押しが入った」…!?

2020年01月22日

◆“リスク回避姿勢”に揺り戻し - 新型コロナウィルス

想定通り「日銀金融政策決定会合」「ダボス会議」では、動くことはありませんでした。
しかし「株価動向を睨みながら…」が、昨日は足を引っ張りました。

「新型コロナウィルス」が懸念として台頭し、上海・シンガポール株は下落、香港株は急落しました。
マーケットは“リスク回避姿勢”へと揺り戻され、日経平均は4営業日ぶりに反落、そしてドル円は“109.759円”へと値を落としました。 

◆ しかし状況は「何ら変わっていない」… 

「春節(中国休場:24日~)」を控えていることを考えれば、“感染拡大→世界的な景気減速”が意識されたのは“無理からぬ”ところかもしれません。
しかしそれでマーケットがパニックに陥った「SARS禍(2002-03年)の再来」と騒ぎ立てるのは、やはり“時期尚早”と見るのが自然です。
現に“これまでのネックライン(109.70円水準)”と重なる“200週移動平均線(本日は109.677円)”は割り込んでおらず、「国内輸入筋のドル買いオーダー」も厚みを増しつつあります。

…となれば、昨日の下落(特に香港株)は「春節前のポジション調整」と見るのが自然であり、これに「仕掛け的なドル売りが重なった」と見るのが妥当ということになります。
つまり昨日の動きだけで“頭打ち→さらなる下値追い”を期待するのは、いささか“過剰反応”ということになります。

これまで鈍感だった“ネガティブ要因”に反応したことは少し気になりますが、前記メドを割り込むまでは「いい押しが入った(押し目買いチャンス)」と見ながら、ことの成り行きを見極めたいところです。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:110.594(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:110.362(5/23高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:110.288(1/17高値、1/21高値、50月移動平均線)
上値2:110.133(ピボット1stレジスタンス、1/17~1/21の61.8%戻し)
上値1:110.040(+1σ、大台、20月移動平均線、1/17~1/21の50%戻し)
前営業日終値:109.859(日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値1:109.759(1/21安値)
下値2:109.677(200/100週移動平均線、ピボット1stサポート)
下値3:109.433(1/10-13安値、20日移動平均線、月足・一目均衡表基準線、ピボット2ndサポート)
下値4:109.281(1/8~1/17の38.2%押し)
下値5:109.156(50日移動平均線、ピボットローブレイクアウト)


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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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