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マネパ為替分析 日刊レポート

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それでも「大きなストップロスは絡まない」…!?

2020年01月27日

◆ さらに“下落”も…

「新型コロナウィルス」への警戒感は一段と強まり、“リスク回避姿勢”はさらに囃されました。
“109.171円”まで週末に下値を拡大したドル円は、週明けの本日は“108.730円”へと続落しています。

「新型コロナウィルス」は“先が見えない”ところがあるだけに、“リスク回避→円買い”が入りやすいのは否めないところがあります。
しかしながら一方で、当該事象前から「円売りポジションには偏っていなかった」という事実が存在します。
“リスク選好姿勢”に傾き切れず、110円台では“上値の重さ”を露呈していたのは記憶に新しいところです。
つまりポジションが偏っていない以上「大きなストップロスは絡まない」と見るのが自然であり、それでいながら現在は「イメージは下方向」へとさらに傾斜しつつあります。
一方で「国内輸入筋のドル買いオーダー」は、さらに厚みを増しつつあるように聞き及びます。 

◆ そうなると“ツケ”が回り出すのは…? 

テクニカル的に見ると、今朝方の安値は“100日移動平均線(本日は108.699円)”とも重なる“1/8~1/17の61.8%押し(108.660円)”で止まった格好ですが、仮に割り込んでも“200日移動平均線(同108.507円)”“日足・一目均衡表先行スパン下限(同108.380円)”がまだ控えています。
「(感染拡大の)歯止めの兆候」が見えない段階での“急反転”は望むべくもなく、目先は“さらなる下値”を警戒せざるを得ないのは事実です。
それでも大きなストップロスが絡まない限り、「次第にツケが回り出すのは無理仕掛けの方」と考えながら、神経質なマーケットに臨みたいところです。  

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:110.000(大台、+1σ、20月移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.850(1/23高値、週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:109.649(1/24高値、200/100週移動平均線、1/17~今朝方の安値までの61.8%戻し)
上値2:109.509(1/17~今朝方の安値までの50%戻し、日足・一目均衡表転換線、月足・一目均衡表基準線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.346(20日移動平均線、1/17~今朝方の安値までの38.2%戻し)
前営業日終値:109.251
下値1:109.171(1/24安値、50日移動平均線)
下値2:109.000(大台、1/9安値、日足・一目均衡表先行スパン上限/基準線、週足・一目均衡表転換線、1/8~1/17の50%押し、ピボット1stサポート)
下値3:108.879(ピボット2ndサポート、50週移動平均線)
下値4:108.699(100日移動平均線、-1σ、20週移動平均線、1/8~1/17の61.8%押し)
下値5:108.507(200日移動平均線、ピボットローブレイクアウト)


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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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