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マネパ為替分析 日刊レポート

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「極めて重要な分水嶺」…!?

2020年02月07日

◆ さらに“巻き戻し” - “110円ライン”到達

昨日も「ショートカバー(巻き戻し)」は続き、「株高の連鎖」は継続しました。

「中国当局の金融安定化策」を好感する動きが続く中、昨日は『米輸入品(750億ドル相当)の関税引き下げ』との中国側発表がキッカケになりました。
「米中協議の第1段階合意」に沿った動きですが、“センチメント”をさらに改善させるには十分な材料でした。
「新型コロナウイルス」も新たな懸念は台頭しておらず、「好内容の米経済指標(新規失業保険申請件数は2019年4月以来の低水準:20.2万件)」も後押しした印象があります。
こうして上海株は“さらに続伸”、NYダウは“史上最高値更新”を見せる中、ドル円は“110円ライン”に到達しています。

◆ ファンダメンタルズ/心理的のみならず、テクニカル的にも… - 110円ライン

本日は「米雇用統計」が予定されていることを考えれば、目先は“(イベント前の)利益確定売り”に警戒をしておく必要がありそうです。
また「大台到達」の直後ですので、“(一旦の)高値達成感”にも気を配っておく必要がありそうです。
それでも「イメージは下方向」が後退しており、冒頭で記したように「センチメント改善」を促す要因も目白押しといえます。

こうした中、現在の“110円ライン”には、「長期下落トレンド(2015/6/5高値:125.843円-2018/10/4高値:114.548円)」が展開しています。
つまりファンダメンタルズや心理的なもののみならず、テクニカル的にも「極めて重要な分水嶺」に差し掛かっていることになります。

「にわか上値期待」の増加を考えれば、「上値をついていく」には慎重姿勢が求められるのは否めません。
それでも「明確に超えた」という場合には、「(高値でも)ついていく」という展開を頭の片隅には残しておきたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.613(+2σ)
上値4:110.362(5/23高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:110.288(1/17高値)
上値2:110.204(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:110.095(1/22高値、+1σ、50月移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:109.983(大台、20月移動平均線)
下値1:109.799(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stサポート
下値2:109.683(2/6安値、200/100週移動平均線)
下値3:109.553(20日移動平均線、月足・一目均衡表基準線、ピボット2ndサポート)
下値4:109.462(ピボットローブレイクアウト)
下値5:109.302(2/5安値、2/3~2/6の38.2%押し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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