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マネパ為替分析 日刊レポート

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「センチメントは最悪」だが、「少し様相が異なってきた」は継続…!?

2020年03月13日

◆ リスク回避姿勢は続く…

「株安の連鎖」が止まらない…。

「トランプ大統領声明」では、『欧州から米国への渡航制限』が嫌気され、『トランプ景気対策(減税)の詳細』も依然として語られることはありませんでした。
また「ECB理事会」では、『QE(量的緩和)の拡大』『TLTRO(貸出条件付流動性供給オペ)の拡充』が実施されたものの、『マイナス金利の深堀り(利下げ)』は見送られました。
NY連銀(FRB)は『1.5兆ドル規模の追加オペ実施』で歯止めをかけようとしましたが、“センチメントが改善”することはありませんでした。
一時“1500ドル超の反発”を見せたNYダウでしたが、結局“2300ドル超の大幅続落”で昨日の取引を終えています。 

◆ それでも“株安→リスク回避”の先が崩れただけに…? 

ただし為替(債券利回りもですが…)に関しては、昨日も記した「少し様相が異なってきた」がまたしても見られています。
“103円割れ寸前に急落→106円台へ急騰→104円半ばへ急反落”と乱高下こそしているものの、“リスク回避→円買い一辺倒”といった少し前までの構図は完全に崩れてしまっているからです。
“円買い”共に“ドル買い”も高まっているからですが、いずれにしても“株安→リスク回避”は変わりませんが、“その先(→円買い→さらなるリスク回避→株安→…)”は崩れた…?

昨日のローソク足は「上下のヒゲがかなり長いコマ」ですが、“上下3円”動いた中での“始値:104.373円/終値:104.637円”というのは「寄引同時線に近い」と考えることは可能です。
そして「寄引同時線」は、“転換暗示”を示唆するローソク足ともいわれます。

「楽観できる局面」ではなく、「センチメントは最悪」といった状況でもありますが、「少し様相が異なってきた」との印象は引き続き大事にしたいところです。 

◆ ドル円 抵抗・支持ライン 

※ボラティリティが高まっていますので、いつもより値幅を拡大しています。

107.000(大台)
106.697(2/20~3/9の50%戻し、日足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
106.344(3/6高値)
106.090(3/12高値、ピボット1stレジスタンス)
上値5:106.000(大台)
上値4:105.482(3/12高値後の61.8%戻し、100月移動平均線)
上値3:105.294(3/12高値後の50%戻し、-1σ)
上値2:105.000(大台)
上値1:104.853(日足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:104.637
下値1:104.212(3/9~3/12の38.2%押し、3/12安値後の61.8%押し)
下値2:104.090(200月移動平均線、大台)
下値3:103.632(3/9~3/12の50%押し)
下値4:103.074(3/12安値、3/9~3/12の61.8%押し、ピボット1stサポート、大台)
下値5:102.545(-2σ)
102.000(3/10安値)
101.584(ピボット2ndサポート)
101.174(3/9安値、16/11/9安値)
101.000(大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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