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マネパ為替分析 日刊レポート

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「高値で捕まったドル買いは少ない」・・・!?

2020年02月25日

◆ 「世界株安」の波及からセンチメント急悪化 - 110円前半に急落

やはり先週末(21日)は、「ポジション調整(利益確定売り)」が目立ちました。
「米マークイットPMI悪化(49.6)」から売られる場面も見られましたが、“想定の範囲内(111.468円)”に留まりました。
しかし週明けとなった昨日は、“想定外の急落(110.331円)”に見舞われました。

休場の日本を除くほぼ全てのアジア株は、下落しました。
これにつれる格好で欧州株、そして米国株へと波及し、NYダウは“史上3番目の下落幅(1000ドル超)”を伴って急落しています。
センチメントは急速に悪化し、前記“110.331円”へとドル円は下値を拡大しています。
もっともその後は“下げ過ぎ”を調整する動きが優勢であり、本稿執筆時には“110.90円水準”での推移となっています。


◆ ただ“高値警戒感”が漂っていたNYダウとは異なり・・・?

『日経平均急落は避けられない(事実、本稿執筆時は800円超安)』と見られるだけに、本日も“上値が重い”を意識せざるを得ないのは事実です。
ただ“高値警戒感”が台頭していたNYダウに対して、“112円回復”を示現していたドル円には「(過度の新型コロナウイルス懸念を背景にした)円買いポジションが巻き戻し」との印象が色濃くあります。
「日本売り」との声が一部で上がっていましたが、それで「積極的な上値追いが促された」と見るのはいささか早計(疑問)…?
つまり「高値で捕まったドル買い(円売り)ポジションは少ない(軽微)」と見るのが、自然ということになります。

わずかに届いてはいないものの、“2/3~2/20の50%押し(110.261円)”まではすでに下げており、すぐ下には“19日急伸時の加速し出した水準(110.20円)”も控えています。
「株価動向次第」の印象は否めませんが、ここからの下値追いには「さらなるネガティブが必要」、手前には「大きな関門が控える」と考えたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.498(2/20~2/24の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値4:111.275(2/20~2/24の50%戻し)
上値3:111.200(月足・一目均衡表先行スパン上限/下限)
上値2:111.052(2/20~2/24の38.2%戻し、大台)
上値1:110.918(日足・一目均衡表転換線、+1σ)
前営業日終値:110.719
下値1:110.635(2/24安値後の押し目、2/24安値後の61.8%押し)
下値2:110.483(2/24安値後の76.4%押し)
下値3:110.261(2/3~2/20の50%押し、2/24安値、日足・一目均衡表基準線)
下値4:110.140(ピボット1stサポート)
下値5:110.000(大台、20日移動平均線、20/50月移動平均線) 

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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