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マネパ為替分析 日刊レポート

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嵐が過ぎ去るのを待つしかない…!?

2020年03月09日

◆次から次へと… ― パニック商状

リスク回避姿勢、止まらず…。

「新型コロナウイルス懸念」はさらに拡大し、欧米株式は“続落”、米10年国債利回りは“初の0.70%割れ”を見せました。
2019年8月以来となる“105円割れ”へと売り込まれたドル円は、「(OPECの)減産交渉決裂」「(レバノンの)デフォルト」の煽りもあり、週初は“さらに続落(窓空けを伴い103円台へ)”を演じています。
なお先週末の米雇用統計/貿易収支は“好内容”でしたが、材料視されることはありませんでした。

「売りが売りを呼ぶ」というパニック状態ですので、“下値不安の増幅”は致し方ない面があります。
また“昨年来安値(19/8/26安値:104.444円)”を割り込んでいますので、テクニカル的にも「真空地帯入り(16/11/9安値:101.191円)まで主だったメドなし」の印象も否めないところがあります。 

◆ それでも、ここから下は「日銀・追加緩和」を意識する水準…? 

もっとも“105円割れ”というのは、「日銀・追加緩和」を一段と意識させる水準ともいえます。
そして“パニック売り”が中心とは見られるものの、“仕掛け的なドル売り・円買い”も多分に混在していると考えれば、「一定の警戒感(下落往き過ぎ)」は存在すると考得るのが自然…。

見誤った直後ですので、「静観(様子見)が基本」といわざるを得ないのが実状です。
また「材料なんかどうでもいい」といったパニック商状ですので、「激流が収まるのを待つしかない」といった状況であるのも否めません。
それでも「過度な悲観もリスク」といった認識は、そろそろ持っておく必要がありそうです。
もちろんそれ以上に、現時点では「楽観は禁物」ですが…。 

◆ ドル円 抵抗・支持ライン 

※窓空けスタートしていますので、基準値を変更しています。
またいつもより、値幅も拡大しています。

106.344(3/6高値)
106.122(3/5~今朝方安値の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
106.040(3/2~今朝方安値の50%戻し)
105.623(3/5~今朝方安値の50%戻し)
105.589(100月移動平均線)
上値5:105.441(3/2~今朝方安値の38.2%戻し)
上値4:105.123(3/5~今朝方安値の38.2%戻し)
上値3:104.994(3/6安値、-2σ、大台)
上値2:104.879(3/6NYタイム高値後の61.8%戻し)
上値1:104.617(3/6NYタイム高値後の50%戻し)
本日始値:104.398(19/8/26安値水準)
下値1:104.034(200月移動平均線、大台)
下値2:103.561(16/6/24~16/12/15の76.4%押し)
下値3:103.449(ピボットローブレイクアウト)
下値4:103.000(大台)
下値5:102.000(大台)
101.191(16/11/9安値)
101.000(大台)
100.748(16/9/30安値、11/10/31~15/6/30の50%押し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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