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マネパ為替分析 日刊レポート

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このまま「落ち着きを取り戻せるか」…!?

2020年03月10日

◆パニックで“101円台”へ…

「売りが売りを呼ぶ」といったパニック状態に陥った昨日は、「リスク回避姿勢」に包まれました。
「リスク回避姿勢」「原油安」の影響を受けやすいオセアニア通貨、新興国通貨を中心に下げが加速し、ドル円は“101.20円水準”へと売り込まれました。

ただし欧米株式は急落、NYダウは“史上最大の下げ幅(2013ドル安)”を記録したものの、先んじて下げていたこともあり、その後は“深堀り”されることはありませんでした。
“自立反発”の動きもあって、本稿執筆時には“103円台”へと回復する動きを見せています。 

◆ ただ「一旦の下値メド」には到達… 

“昨日安値(101.174円)”は“2016年のトランプ大統領誕生時安値(101.191円)”と合致しますので、「一旦の下値メド到達」が意識された可能性は高いと考えます。
これが前記“自立反発”にもつながったと見られますが、ただ「新型コロナウイルス」はまだ収束の兆しが見えず、「原油安」も加わったばかりです。
このまま“底打ち→反発”と見るのは、いささか早計といわざるを得ません。

ポイントとなり得るのは『マーケットが落ち着きを取り戻せるか?』ですが、そのカードとなり得る「各国の景気対策/金融政策」が本日に打ち出されるかは未知数(微妙?)です。
落ち着きを取り戻せば“104円台/105円台”へと一気に戻してもおかしくない急落ではありましたが、まずは“直近の戻り高値(5日:107.740円)からの38.2%戻し(103.682円)”を明確に回復できるかを見極めたいところです。 

◆ ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:103.682(3/5~3/9の38.2%戻し)
上値4:103.426(-2σ)
上値3:103.279(3/9高値後の61.8%戻し)
上値2:103.000(大台)
上値1:102.877(3/9高値後の50%戻し)
前営業日終値:102.414
下値1:102.125(3/9安値後の61.8%押し)
下値2:102.000(大台、3/9NYタイム中盤の押し目)
下値3:101.761(3/9安値後の76.4%押し)
下値4:101.174(3/9安値、16/11/9安値)
下値5:101.000(大台) 


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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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