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マネパ為替分析 日刊レポート

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テクニカル的には「いいところまで押した」…!?

2020年03月17日

◆ 動揺収まらず… - 株式は大幅続落

「米緊急利下げ」に続き、日銀も「追加緩和」に踏み切りました。
しかし「マーケットの動揺」が収まることはなく、特に「株安の流れ」が止まることはありませんでした。
日・欧の株式が続落を見せる中、NYダウは“今年3回目のサーキットブレーカー”を発動させながら、“史上最大の下げ幅(2997ドル安)”を記録しています。


◆ ただ株式に比べると、為替は…?

一方「下落一辺倒」の株式に比べて為替は「比較的おとなしい」といった印象があります。
“105.15円”へ再反落したドル円でしたが、「さらに下値を掘る」わけではなく、本稿執筆時には“106円前半”へ値を戻しているからです。
“上値の重さ”は変わりませんが、“下げ渋り”も目立っていることを考えると、先週から記す「少し様相が異なってきた」を如実に表す動きともいえそうです。


◆ やはり「リスク回避→円買い一辺倒」が崩れた以上は…!?

ドル円の下値を支えている要因の一つとしては、「(四半期末を控えた)ドル需要」が考えられるところです。
しかしそれ以上に「リスク回避→円買い一辺倒」という構図が崩れたことが大きく、「株安の流れ」の割には“しっかり”という印象が否めません。
そしてテクニカル的に見ると、前記“昨日安値(105.140円)”は“3/12~3/13の61.8%押し(105.144円)”とも合致しています。

どこまで戻すかは「株価動向次第」といったところはありますが、少なくともドル円に関しては「(昨日の下落で)いいところまで押した」とはいえそうです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが高まっていますので、いつもより値幅を拡大しています。

107.650(週足・一目均衡表先行スパン下限)
107.558(3/16高値)
107.301(ピボット1stレジスタンス)
上値5:107.212(3/13~3/16の61.8%戻し)
上値4:107.000(大台)
上値3:106.817(3/13~3/16の50%戻し)
上値2:106.697(日足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
上値1:106.421(3/13~3/16の38.2%戻し)
前営業日終値:105.963(大台)
下値1:105.535(100月移動平均線、3/16安値後の押し目)
下値2:105.230(-1σ)
下値3:105.140(3/16安値、3/12~3/13の61.8%戻し水準)
下値4:105.000(大台)
下値5:104.834(3/9~3/13の50%押し、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
104.498(3/13安値)
104.048(200月移動平均線)
103.970(3/9~3/13の61.8%押し、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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