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マネパ為替分析 日刊レポート

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“方向感定まらず”が目先の基本…!?

2020年03月23日

◆ 株式は“リスク回避”、為替は“ドル全面高”が続く - 111円台へ…

株式では“リスク回避姿勢”が継続しているものの、為替では引き続き“ドル全面高”が進行しています。
19日に“110円ライン”を突破したドル円は、翌20日には“111.506円”へと駆け上がっています。

一方で「ドルスワップ協定の拡充(主要5中銀+新たに9中銀)」を機に、“調整売り”に押される場面も見られています。
今朝方には「新型コロナ対策法案の採決動議を米上院が否決」との報も重なり、“110.248円”へと押し戻される場面も見られました。 

◆ 「ドル分捕り合戦」はまだ続きそうだが…? 

月末・期末が迫っていることを考えれば、「ドル分捕り合戦」はまだ続くと見るのが自然です。
ただ前記「ドルスワップ協定の拡充」の影響もあり、“パニック的なドル買い”は緩んだ印象があります。
となると、“下値は堅い”が“上値の重い”となりやすく、“方向感定まらず”を想定せずにはおれないことになります。

現在の“110円台”には「主だったテクニカルライン」が存在しておらず、すぐ上が“月足・一目均衡表先行スパン下限(111.215円)”、すぐ下が“100週移動平均線(109.884円)”といった状況になります。
その先にもテクニカルラインは存在しますが、上値を目指すには“前者の突破”が、反落を鮮明とするには“後者の割り込み”が、少なくとも必要といえます。

「米新型コロナ対策法案の行方」を睨みつつ、目先は“上を下へと揺れ動く”、“方向感定まらず”と見たいところです。 

◆ ドル円 抵抗・支持ライン 

※ボラティリティが高まっていますので、いつもより値幅を拡大しています。

113.000(大台)
112.853(18/12/18高値)
112.760(ピボット2ndレジスタンス)
112.660(18/12/19-20高値)
112.586(+2σ)
112.398(19/4/24高値、15/6/5~16/6/24の50%戻し水準)
112.235(19/4/25高値、2/20-21高値)
上値5:112.000(大台)
上値4:111.829(ピボット1stレジスタンス)
上値3:111.680(2/24高値、月足・一目均衡表先行スパン上限)
上値2:111.506(3/20高値)
上値1:111.215(月足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:110.898
下値1:110.414(3/20欧州タイム安値後の50%押し)
下値2:110.160(+1σ、3/20欧州タイム安値後の61.8%押し)
下値3:110.000(大台)
下値4:109.884(100週移動平均線)
下値5:109.796(20/50月移動平均線)
109.672(200週移動平均線、ピボット1stサポート)
109.506(日足・一目均衡表先行スパン上限)
109.321(3/20安値、週足・一目均衡表先行スパン上限)
109.158(20週移動平均線)
109.074(3/16~3/20の38.2%押し)
108.970(日足・一目均衡表先行スパン下限、100/50日移動平均線、大台)
108.608(50週移動平均線)
108.390(ピボット2ndサポート)
108.279(200日移動平均線、3/12~3/20の38.2%押し、3/16~3/20の50%押し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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