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マネパ為替分析 日刊レポート

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“ドル売り”が進んでも、“円売り”が阻害する…!?

2020年03月27日

◆ “ドル全面安” - 109円台へ

「現金化に伴うドル需要」は緩む中、懸念した通り、昨日は「リスク選好姿勢」も後退しました。
「株高の連鎖」がSTOP、さらに激増した「米新規失業保険申請件数(28.2万件→328.3万件)」が追い打ちとなり、急速に「センチメントが悪化」したからです。
“ドル全面安”の様相を見せる中、ドル円は“109.196円”へと値を落としていきました。 

◆ ただ“円売り”が並立する状況は変わっていない 

『米経済は後退局面(リセッション)に入りつつある』というパウエルFRB議長発言を踏まえれば、“もう一段の下落(ドル売り)”が発生してもおかしくないところです。
しかし連動性が薄れつつあるとはいえ、NYダウは“3日続伸(昨日は1351ドル高)”しています。
23日安値からの反発はすでに“21%超”に達していることを考えると、いくら「リスク選好姿勢」が後退したとしても、「リスク回避一辺倒」になる地合いとはいえません。 

◆ “テクニカルライン”を注視しながらだが…? 

昨日記した“日足・一目均衡表先行スパン下限&100週移動平均線(109.939円)”を割り込んだのは少々意外でしたが、109円ラインにも“100日移動平均線(109.043円)”&“50日移動平均線(109.983円)”が並んでいます。
ここも明確に割り込めば“3/12~3/24の38.2%押し(108.411円)”や“200日移動平均線(108.325円)”辺りまでは覚悟せざるを得なくなってきますが、それでも本日は「週末」です。
いくら「調整局面」とはいえども、「一方通行的な動き」というのは…?

割ったとしても“一時的”、引き続き“押し目買い”を模索しながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。 

◆ ドル円 抵抗・支持ライン 

※ボラティリティが高まっていますので、いつもより値幅を拡大しています。

111.272(3/26高値)
111.000(大台)
110.835(ピボット1stレジスタンス)
110.750(3/24~3/26の61.8%戻し)
110.590(日足・一目均衡表先行スパン上限)
110.453(3/24~3/26の50%戻し)
110.284(+1σ)
上値5:110.215(月足・一目均衡表先行スパン下限、3/24~3/26の38.2%戻し)
上値4:110.000(大台)
上値3:109.936(日足・一目均衡表先行スパン下限、100週移動平均線)
上値2:109.780(50月移動平均線)
上値1:109.665(200週移動平均線、20月移動平均線)
前営業日終値:109.578
下値1:109.323(週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値2:109.196(3/26安値、3/16~3/24の38.2%押し水準)
下値3:109.085(20週移動平均線、100日移動平均線)
下値4:108.982(50日移動平均線、大台)
下値5:108.759(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
108.578(50週移動平均線)
108.411(3/12~3/24の38.2%押し、3/16~3/24の50%押し)
108.325(200日移動平均線)


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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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