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マネパ為替分析 日刊レポート

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「リスク回避が加速する状況ではない」…!?

2020年04月02日

◆ “株安”“債券高”そして“円高”…

「月末/期末要因のドル買い」が緩む中、期初・年度初めの昨日は“株安”“債券高(金利低下)”そして“円高”からスタートしました。

決算を終えた地銀等の「やれやれ売り(損切り)」を背景に、日経平均は一時“1045円安”の急落を見せました。
また「米国内コロナ感染者数、20万人突破」の報を機に、NYダウも一時“1132ドル安”を見せています。
つれて米10年国債利回りも“3月10日以来の0.578%”に低下する中、ドル円は“107円割れ”へと売り込まれていきました。


◆ 最大の注目は「新規失業保険申請件数」

引き続き「株価動向」」が注目と見られるだけに、本日は“下げ渋りの有無”に注目しておく必要があります。
ただ最大の注目は、やはり「米新規失業保険申請件数」と見るのが自然です。
“驚異的な数値(328万人)”がマーケットを揺るがしたのが先週でしたが、“それをさらに上回る(予想の中央値は350万人)”との声が少なからず存在するからです。


◆ 「過度に悲観する必要なし」も、一応「警戒しておく局面」との認識は…?

もちろん「ある程度、織り込み済」との印象が拭えないだけに、“急激に巻き戻される”という可能性は残ります。
また「厳しい米コロナ感染見通し」を踏まえれば、“米追加対策が跳び出す”といった可能性もゼロではありません。
このため現状では「リスク回避が加速する状況ではない」といえそうですが、ただいずれも「結果次第」という条件がつくのも事実です。

「過度に悲観する必要なし」とは考えますが、一応「警戒しておく局面」という認識は持っておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.823(3/31~4/1の50%戻し、月足・一目均衡表基準線)
上値4:107.734(20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値3:107.610(3/31~4/1の38.2%戻し、4/1高値後の61.8%戻し)
上値2:107.477(週足・一目均衡表先行スパン下限、4/1高値後の50%戻し)
上値1:107.311(4/1高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:107.161
下値1:107.000(大台)
下値2:106.921(4/1安値)
下値3:106.755(3/18安値、ピボット1stサポート)
下値4:106.697(週足・一目均衡表基準線/転換線、月足・一目均衡表転換線)
下値5:106.442(3/9~3/24の50%押し、日足・一目均衡表基準線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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