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再び「金利」が主役 - その「米金利」は大きくは低下しない…!?

2020年04月15日

◆ 「株安」は後退も、「金利低下」が重石 - 一時107円割れ

まずまずの「中国貿易収支」を背景に、昨日は「リスク許容度の改善」が促されました。
「株安」は後退し、日経平均(+595円)/NYダウ(+558ドル)がともに上昇する中、ドル円もまずは“下値が堅い”が先行しました。

しかし“ポジション調整”と見られる動きにて「米10年国債利回り」が低下(0.77%→0.72%)し出すと、“上値が重い”が次第に勝り出しました。
NYタイムには“下値模索”にまで発展しており、一時は“107円割れ(106.983円)”まで値を落とす場面も見られています。


◆ ただ昨日の金利低下は“ポジション調整”…?

ただFRBが「国債買い入れ額」「流動性供給額」を絞りつつある現状では、昨日の金利低下は前記“ポジション調整”と見るのが自然です。
このため「大きく崩れる」といった展開が“想定しづらい”というのも、引き続き、妥当ということになります。

再び「金利(日米金利格差)」が主役の座に躍り出た中、その「米金利」が大きく低下する展開は想定しづらい…?
つまり「イメージは下方向」へと傾斜しているものの、実際は「その逆」となる可能性が…?

「方向感定まらず」が変わったわけではありませんので、ここまで下押せば逆に「押し目買いのチャンス」と考えてもよさそうに思います。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.000(大台)
上値4:107.898(4/6~4/14の38.2%戻し、月足・一目均衡表基準線)
上値3:107.756(4/14高値)
上値2:107.645(ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.392(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表先行スパン下限、-1σ)
前営業日終値:107.203
下値1:106.921(4/1安値、4/14安値、ピボット1stサポート、大台)
下値2:106.755(3/18安値)
下値3:106.697(日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表基準線/転換線、月足・一目均衡表転換線)
下値4:106.541(ピボット2ndサポート)
下値5:106.442(3/9~3/24の50%押し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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