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マネパ為替分析 日刊レポート

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「抜けた方向には付いていく」も、そろそろ想定しておくべき…!?

2020年04月22日

◆ “原油安”は続くが、“膠着”は変わらず - ドル円

“5月限(衝撃の△40ドル)”に続き、昨日は“6月限(+6.50ドルは68%安に相当)”が下落しました。
「リスク回避姿勢」を背景にした“株安”“資源国(産油国)安”は続き、“円買い”を促している印象があります。
一方で「流動性確保」を目的とする“ドル買い”をも誘っているため、ドル円は“大きな動意”にはつながっておりません。
一時は“107.278円”へと下押す場面こそ見られたものの、すぐさま“107.888円”へと巻き戻されているなど、「方向感定まらず」は続いています。


◆ ただ「動かない」には程遠い…?

いわゆる「綱引き(ドル買い⇔円買い)」の様相ですので、新たな材料が跳び出すまで「方向感定まらず」が続く可能性は否めません。
しかし連日記しているように、現在は「“ドル買い”が上回りやすい」という地合いであるのも事実です。
つまり「上値追い」の有無は別にして、少なくとも「大きくは崩れない」は継続する可能性も高いと見るのが、これまた自然ということになります。

オーダー状況を見ると、引き続き“107.30-00円”に「断続的にドル買いオーダー」、“107.80-108.00円”には「分厚いドル売りオーダー」と聞き及びますが、それでいて新型コロナ・原油安・金正恩の安否等「センチメントを揺れ動かす要因」には事欠きません。
つまり「膠着(レンジ相場)」ではあるが、「動かない(安定的な推移)」には程遠い…?

本日も「当該範囲内での揺れ動き」が基本ですが、そろそろ「抜けた方向には付いていく」も想定しておいた方がいいかもしれません。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.316(200日移動平均線、50週移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:108.155(4/6~4/15の50%戻し)
上値3:108.080(4/17高値、20日移動平均線)
上値2:108.000(大台、4/20高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.888(4/21高値、月足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:107.753(日足・一目均衡表転換線)
下値1:107.608(週足・一目均衡表先行スパン下限、4/21安値後の50%押し)
下値2:107.511(4/21安値後の61.8%押し)
下値3:107.391(ピボット1stサポート)
下値4:107.278(4/21安値、-1σ)
下値5:107.160(4/16安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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