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マネパ為替分析 日刊レポート

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「揺れ動けども、方向感定まらず」それでも…!?

2020年05月18日

◆ 「明確な上抜け」には失敗、ただ「雲の切り上がり」が…?

「米中懸念」を背景にした“綱引き(ドル買い⇔円買い)”は、先週末も継続しました。
このため欧州タイム序盤にかけては“下方向(円買い)”、NYタイム中盤にかけては“上方向(ドル買い)”へと揺れ動いたものの、「方向感定まらず」から抜け出すことはありませんでした。

「雲の上抜け(本日の上限は107.298円)」に失敗した格好になりますので、テクニカル的に“(目先は)上値が重い”が先行という可能性が否めないところです。
一方でその上限がこれから「緩やかに上昇(月末には108.50円水準)」を鑑みれば、「レンジ推移は継続」だが、「(緩やかに)上限は切り上がる」という可能性も否めないところがあります。

「WHO・年次総会(18-19日)」「中国・全人代(22日~)」を控えるスケジュール感を考えれば、「米中懸念」が激化する可能性は十分にあります。
それでも“綱引き(ドル買い⇔円買い)”という現状を鑑みれば、「揺れ動けども、方向感は定まらず(つまり膠着)」と見るのが自然…。

目先は“上値が重い”が意識せざるを得ませんが、引き続き“崩れない”を前提にして、組み立てていきたいところです。
「レンジが拡大(しかも上方向)」する可能性があるのですから…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.861(月足・一目均衡表基準線)
上値4:107.766(5/11-12高値、50日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:107.555(週足・一目均衡表先行スパン下限、+1σ)
上値2:107.430(5/15高値、5/11~5/13の61.8%戻し水準、ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.296(日足・一目均衡表先行スパン上限/基準線)
前営業日終値:107.145
下値1:107.000(大台、20日移動平均線)
下値2:106.855(5/15安値、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値3:106.697(日足・一目均衡表先行スパン下限、5/13-14安値、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、5/7~5/11の61.8%押し)
下値4:106.566(5/11安値、-1σ、ピボット2ndサポート)
下値5:106.406(5/7~5/11の76.4%押し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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