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マネパ為替分析 日刊レポート

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本日は「上方向に分あり」…!?

2020年05月26日

◆ 全くの「膠着」…

「流動性が低下」する中、昨日のドル円は「完全に膠着」しました。
変動値幅は“22.9pips(銭)”に留まり、動意づく気配が見られない状況が続いています。

もっとも『(香港国家安全法への批判は)内政干渉』『米国は陰謀論や嘘を拡散している』と王毅・中国外相が述べているなど、「米中懸念活発化」はさらに緊迫した印象があります。
このため「昨日の人民元基準値設定(2008年2月来の元安水準)」も、「(来るべき米中貿易戦争に備えた)通貨安容認の措置」との見方につながっているのが実状です。


◆ それでも“リスク回避姿勢”には傾きやすく、それでいて“円買い”は手控えられる…?

こうして「方向感定まらず」は続いていますが、ただ「センチメントの方向性」については“リスク回避”に幾分傾斜しつつあるようにも見えます。
それでいて「経済活動再開」への期待もありますので、少なくとも“リスク回避(→円買い)”への動きは手控えられやすい…。

「リスク回避時の綱引き(ドル買い⇔円買い)」は何ら変わっていませんが、本日に関しては「やや上方向(ドル買い)に分あり」と見ておいた方がいいかもしれませんね。
目標(上値メド)となり得るのは、“大台”と重なる“5/20高値(107.982円)”、そして“4/6~5/7の61.8%戻し”と合致する“5/19高値(108.084円)”辺りか…?


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.173(3/24~5/7の38.2%戻し)
上値4:108.084(5/19高値、50週移動平均線、+2σ、4/6~5/7の61.8%戻し水準)
上値3:108.000(大台、5/20高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:107.915(50日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:107.845(5/21高値、月足・一目均衡表基準線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:107.705(週足・一目均衡表先行スパン下限/転換線)
下値1:107.551(5/25安値、+1σ、ピボット1stサポート)
下値2:107.429(日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値3:107.321(5/22安値、ピボットローブレイクアウト)
下値4:107.241(5/19安値、5/7~5/19の38.2%押し、5/13~5/19の61.8%押し)
下値5:107.115(20日移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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