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マネパ為替分析 日刊レポート

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“109円”で迎える米雇用統計・・・!?

2020年06月05日

◆ 「リスク選好姿勢」は緩むことなく・・・ - しっかり“109円台”へ…

「経済活動再開」への思惑が続く中、昨日は「ECB追加緩和(6000億ユーロ増)」が行われました。
独・米国債利回りは“上昇(債券価格は下落)”し、日-欧あるいは日-米の“金利差拡大”の影響もあり、“円売り”はさらに強まりました。
事前予想よりも悪い「米新規失業保険申請件数(187.7万件)」にて“ドル売り(円買い戻し)”が意識される場面も見られましたが、“109円台”は概ね維持し続けています。


◆ 弾みがつく…?、それとも失速…? - 米雇用統計

こうした中で、本日の「米雇用統計」は行われます。
事前予想は「非農業部門雇用者数が大きな減少(△2053.7万人→△-800.0万人)」が見込まれていますが、「失業率はさらに悪化(14.7%→19.8%)」、「平均時給はマチマチ(前月比:+4.7%→+1.0%/前年同月比:+7.9%→+8.5%)」と方向感が定まっているわけではありません。

“4/6高値(109.379円)”が目先は上値メドであり、明確に突破できれば“3/24~5/7の61.8%戻し(109.523円)”を経て、“200週移動平均線(本日は109.857円)”が見えてくると考えるのが自然です。
しかし下値メドと見られる“昨日安値(108.609円)”を割り込むと、すでに「円全面安」が進行してきただけに、“巻き戻し”が強まる可能性もゼロではなくなってきます。
つまり発表までは“下値の堅さ”と“上値の重さ”が意識されやすく、“動きづらい”と見るのが自然ということになります。

個人的には「現在のリスク選好ムード」が大きく後退する展開は想定しづらいと見ていますが、後は結果次第…。
予断を持つことなく、「どちらに抜けるか…?」を注意深く見極めたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.857(200週移動平均線)
上値4:109.637(100週移動平均線、3/27高値、50月移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:109.523(3/24~5/7の61.8%戻し)
上値2:109.379(4/6高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.264(4/7高値、月足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:109.160
下値1:108.982(週足・一目均衡表先行スパン上限、20月移動平均線、大台)
下値2:108.781(ピボット1stサポート)
下値3:108.609(6/4安値)
下値4:108.420(6/3安値、200日移動平均線、+1σ、5/29~6/4の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:108.293(100日移動平均線、20週移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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