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マネパ為替分析 日刊レポート

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「6月初旬に似てきた」…!?

2020年07月08日

◆ 「センチメント転換」でも、「方向性定まらず」は変わらない

主要3市場(日・米・欧)にて「株高の連鎖」はストップし、“リスク選好姿勢”は緩みました。
一方で「豪メルボルンで6週間の再ロックダウン」等の報道もあり、“リスク回避姿勢”が幅を利かせました。
こうして「センチメントの転換」は発生し、マーケットでは“円買い・ドル買い”が促されました。

一方で「綱引き」が変わっていないドル円にとっては、「方向感定まらず」は変わっておりません。
“107.787円”へ反発する場面こそ見られたものの、結局は“107円半ば”に押し戻されて昨日の取引を終えています。


◆ 上下“ガチガチ”ではあるが…?

上抜けには“日足・一目均衡表先行スパン下限-大台(本日は107.756-108.000円)”の突破が必要ですが、同水準には「分厚いドル売りオーダー」が控えています。
一方で下抜けには“20日移動平均線-大台(107.253円-107.00円)”を割り込む必要がありますが、こちらには「分厚いドル買いオーダー」が待ち構えています。
「リスクセンチメント」が“方向性を定める要因”ではなくなってしまっている以上、もうしばらく“膠着”は否めないのかもしれません。

ただ現在はストレート通貨が“堅調”である中、ドル円は“膠着”という関係性ですので、その分だけクロス円通貨が“輪をかけて堅調”といった構図になっています。
こうした様相は「6月初旬と似ている」…?

「(高いところを)付いていく」は控え、「(押すところあれば)丁寧に買い拾う」が基本というのは変わりませんが、そろそろ「膠着に耐えられなくなる(上方ブレイク)」についても気を配っておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.162(7/1高値、週足・一目均衡表先行スパン下限)
上値4:108.064(ピボット2ndレジスタンス、50週移動平均線)
上値3:107.959(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、大台)
上値2:107.861(月足・一目均衡表基準線、+2σ)
上値1:107.787(7/7高値、日足・一目均衡表先行スパン下限、100日移動平均線、20週移動平均線、7/1~7/7の61.8%戻し水準、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:107.533(日足・一目均衡表転換線、+1σ)
下値1:107.419(50日移動平均線、7/7安値後の61.8%押し)
下値2:107.245(7/7安値、20日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値3:107.117(6/23~7/1の50%押し)
下値4:107.040(6/29安値、大台、ピボット2ndサポート)
下値5:106.870(6/23~7/1の61.8%押し、-1σ)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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