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マネパ為替分析 日刊レポート

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「踏み上げチャンス」は残る…!?

2020年07月14日

◆ “巻き戻し”優勢… - 107円前半

想定通り、昨日は“巻き戻し”が先行しました。
「新型コロナワクチン」を巡る楽観論は「株高の連鎖」をもたらし、ドル円を“107.30円”水準へと押し上げました。

ただし「コロナ感染拡大」が止まる気配を見せていませんので、“巻き戻し一辺倒”といった動きにつながっているわけではありません。
このためNYダウは“上げ渋り(+560ドル→+10ドル)”、ナスダックは“急反落(史上最高値から△4%)”を見せており、ドル円も“上値の重さ”を引きずったままといった状況になります。


◆ “戻り売り”が入りやすい局面だが…?

本日は数多くの経済指標が予定されていますが、注目されそうなのは「中貿易収支」「独ZEW景況感調査」「米CPI」くらいしかありません。
このため「今週の主要イベント(日銀会合:14-15日/ECB理事会:16日/EU首脳会議:17-18日)」を控えた様子見から抜け出せるかは、“微妙”といわざるを得ないのが実状といえます。

“上値の重さ”を引きずっているだけに、「イメージは下方向」は根強く残ると見るのが自然です。
それでいて“107円前半”というのは「従来のレンジ下限」付近に当りますので、「踏み上げチャンス」は残る…!?
“戻り売り”が入りやすい局面と見られますが、引き続き「大きくは崩れない」を前提に、神経質なマーケットと対峙したいところです。
「(高いところを)付いていく」は控え、しかし「(押すところあれば)丁寧に買い拾う」は続けながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.787(7/7-8高値)
上値4:107.662(20週移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:107.582(7/1~7/10の61.8%戻し、100日移動平均線、+1σ)
上値2:107.472(ピボット1stレジスタンス、50日移動平均線)
上値1:107.396(7/9高値、7/1~7/10の50%戻し)
前営業日終値:107.283(日足・一目均衡表基準線)
下値1:107.215(日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線)
下値2:107.000(大台、7/10~7/13の50%押し)
下値3:106.901(7/10~7/13の61.8%押し、-1σ、ピボット1stサポート)
下値4:106.788(7/13安値)
下値5:106.643(7/10安値、週足・一目均衡表基準線、100月移動平均線、月足・一目均衡表転換線、-2σ、ピボット2ndサポート)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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