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マネパ為替分析 日刊レポート

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目先は「ユーロへの感応度」が注目される…!?

2020年07月15日

◆ さらに輪をかけて“膠着” - 107円前半

「新型コロナワクチン」を巡る楽観論は昨日も続き、“リスク選好姿勢(円売り・ドル売り)”は継続しました。
一方で「コロナ感染拡大」も止まる気配を見せておらず、“リスク回避姿勢(円買い・ドル買い)”も根強く存在しています。
このためドル円には「(ドルと円との)綱引き」の他に、「(センチメントの)方向感定まらず」も加わっており、“膠着”をより強いられている印象があります。


◆ 「日銀会合」は無風通過の公算大、となれば次は…?

本日は「日銀会合」が予定されていますが、“据え置き”がコンセンサスである以上、動意づくかは“微妙”といわざるを得ません。
そうなると次なるイベントは「ECB理事会(16日)」「EU首脳会議(17-18日)」と見られますので、「ユーロ動向」に要注目ということになります。
そして昨日は「欧米ファンダメンタルズの違い」を背景に、“ユーロ買い”が目立っていました。
このため「どこまで続くのか…?」はもちろんのこと、「(ユーロに対する)ドルと円の感応度の違い」辺りが重要視される展開も、十分に想定しておく必要がありそうです。

テクニカルを見ると、ユーロ円が“6/5~6/22の61.8%戻し(122.474円)”、ユーロドルは“直近高値(6/10:1.14218ドル)”に到達しています。
“勢い”では後者に分があるものの、“上値達成感”への懸念が燻ります。
一方で前者は“勢い”では劣勢ですが、その分“のり代”が大きい…?

どちらに転ぶかは「ことの成り行き」を見守るしかありませんが、次なる方向性を探るために「この辺りの見極め」も注意しておきたいところです。
個人的には「株価動向」を睨み、 「(高いところを)付いていく」を控え、そして「(押すところあれば)丁寧に買い拾う」を続けながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.861(月足・一目均衡表基準線、+2σ)
上値4:107.787(7/7-8高値)
上値3:107.656(20週移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:107.582(7/1~7/10の61.8%戻し、100日移動平均線、+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:107.424(7/14高値、50日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:107.237(日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線)
下値1:107.117(7/14安値、日足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート)
下値2:107.000(大台、7/10~7/13の50%押し)
下値3:106.901(7/10~7/13の61.8%押し、-1σ、ピボット2ndサポート)
下値4:106.788(7/13安値、ピボットローブレイクアウト)
下値5:106.643(7/10安値、週足・一目均衡表基準線、100月移動平均線、月足・一目均衡表転換線、-2σ)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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