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マネパ為替分析 日刊レポート

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流動性が乏しい中、「107円を巡る攻防戦」に突入…!?

2020年08月13日

◆ やはり「上放れ」…? … 107円ラインに到達

昨日は「コロナワクチン実用化」への期待感を背景にした“リスク選好姿勢(円売り)”と、「米10年債入札」に起因する“日米金利格差拡大(ドル買い)”が同時進行しました。
緩やかに上値を伸ばしたドル円は、欧州タイム中盤には“107.010円”に達しました。

しかし“上値の重さ”が払拭されたわけではなく、その後は『米議会で追加経済対策が合意できない可能性(ムニューシン米財務長官)』との発言も跳び出しました。
このため“上げ渋り”に転じているのが実状であり、本稿執筆時は“106.70-80円”での小動きに終始しています。


◆ ただ「こなせるか」は微妙…?

「日米金利格差」に対する感応度は上がっているように感じますので、本日も“リスク選好姿勢”“日米金利動向”がポイントになる可能性があります。
そして本日は米30年債入札が予定されていますので、それに絡んで“債券売り(金利上昇)”が再び進行すればとの期待は膨らむところです。
ただし流動性が低下しやすい中、“107.00円超”に設定されるドル売りオーダーは“かなりの厚み”を持っているとされます。
つまり期待感は存在するが、「こなせるか」 という疑念も拭えない…?

テクニカル的には「もう一段の上値追い」が期待され、個人的には「その意向に沿った」見方もしていますが、やはり目先は「高いところを付いて行く」は控え、しかし「押したところはしっかり」という、メリハリをつけた対応が必要かもしれません。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.526(7/20高値)
上値4:107.365(7/21高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:107.285(7/22-23高値、100日移動平均線、20週移動平均線)
上値2:107.105(ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.000(大台、8/12高値、6/5~7/31の50%戻し水準)
前営業日終値:106.866(50日移動平均線、100月移動平均線、+1σ)
下値1:106.697(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
下値2:106.531(ピボット1stサポート)
下値3:106.436(8/12安値)
下値4:106.356(8/6~8/12の38.2%押し)
下値5:106.155(8/6~8/12の50%押し、20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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