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マネパ為替分析 日刊レポート

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“相応に揺れ動く”“大きくは崩れない”を前提に…!?

2020年08月14日

◆ “流れ”変わらず、ただ“上値が重い”も変わらず…

「コロナワクチン実用化」への期待を背景にした“リスク選好”と、「米国債入札(昨日は30年債入札)」に起因した“利回り上昇”は、昨日も継続しました。
“3月第2週以降最小(96.3万件)”を記録した「米新規失業保険申請件数」も、後押した印象があります。
このため“円売り”“ドル買い”が同時進行する展開は続き、ドル円は再び“107円台”へと駆け上がりました。

しかし「(追加経済対策を巡る)米議会の溝」は一向に埋まる気配が見えず、昨日も協議が開かれることはありませんでした(実は5日連続…)。
このため“上値の重さ”は払拭されず、次第に“ポジション調整”が勝ったこともあり、またしても“(終値ベースでの)107円維持”はまたしてもお預けとなりました。


◆ 「米国債利払い・償還」「米中貿易合意の第1段階検証」を控えた週末だが…?

本日は米(小売売上高・鉱工業生産・ミシガン大消費者態度指数等)・中(小売売上高&鉱工業生産等)で「主だった経済指標」が予定されていますので、結果次第では“動意づく”という可能性が否めないところです。
ただ「米国債利払い・償還」「米中貿易合意の第1段階検証」を控えた週末であることを踏まえれば、“動きづらい”と見るのが自然です。
つまり“ポジション調整”が入ったとしても、本日に関しては“大きくは崩れない”と見ることは可能…?

“動きづらい(様子見)”が基本となりそうですが、「テクニカルの分水嶺」を睨んだ攻防戦の真っ最中でもあります。
“相応に揺れ動く”“大きくは崩れない”を前提に、神経質なマーケットと対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.526(7/20高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:107.365(7/21高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:107.285(7/22-23高値、100日移動平均線、20週移動平均線)
上値2:107.117(ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.045(8/13高値、大台、6/5~7/31の50%戻し水準)
前営業日終値:106.914(100月移動平均線、+1σ)
下値1:106.800(50日移動平均線)
下値2:106.697(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値3:106.566(8/13安値)
下値4:106.436(8/12安値、8/6~8/13の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:106.172(8/6~8/13の50%押し、20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線、ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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