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マネパ為替分析 日刊レポート

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想定以上に“下押した”が…!?

2020年08月18日

◆ さらに“追い打ち” - 106円割れ 

“上値の重さ”が頭を擡げている中、昨日はさらに“追い打ち”がかかりました。

昨日発表のNY製造業景気指数(事前予想/前月を大きく下回る3.7、前月比だと△13.5)は「米景気失速」への思惑を誘い、またファーウェイへの制裁強化報道は「米中対立激化」との見方を再燃させたからです。
この影響にて、米10年国債利回りは“節目の0.70%を割り込み(一時0.665%)”、つれてドル円は“105円台”へと4営業日ぶりに値を落としました。

一方でNYダウは“下落(△86ドル)”しましたが、ナスダックは“史上最高値を更新(+124ポイント)”しています。
金(Gold)は“上昇”していますが「リスク回避一辺倒」という展開には程遠く、このため“リスク回避→円買い”は限定されている印象があります。
このため“さらに下値を掘る”といった動きには現時点で発展しておらず、106円割れでは“下げ渋り”も見られているのが実状といえます。


◆ ただ「夏枯れ相場」の動きだけに…?

金利/リスクの双方から“下方圧力(ドル売り/円買い)”がかかっている格好になりますので、もうしばらく“上値が重い”が露呈する可能性は高そうに思います。
しかし“(106円前半の買いオーダーを)こなした”格好ではあるものの、“(106円割れでは)慎重姿勢”も見られています。
流動性が戻り切れていない中、いわゆる「夏枯れ相場」も継続してますので、これで“崩れた”といえるか…?

想定以上に“下押した”格好ではありますが、「攪乱的な動き」と見ながら、引き続き「(押したところは)買い拾いチャンス」と捉えたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.922(100月移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:106.652(8/17高値、8/13~8/17の61.8%戻し、50日移動平均線、月足・一目均衡表転換線、+1σ)
上値3:106.494(8/13~8/17の50%戻し、週足・一目均衡表基準線、ピボット1stレジスタンス)
上値2:106.363(8/13~8/17の38.2%戻し)
上値1:106.172(日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:105.998(20日移動平均線、大台)
下値1:105.901(8/11安値、8/17安値、日足・一目均衡表基準線、7/31~8/13の38.2%押し水準、8/6~8/13の61.8%押し水準)
下値2:105.709(8/10安値、ピボット1stサポート)
下値3:105.614(7/31~8/13の50%押し)
下値4:105.480(8/7安値、ピボット2ndサポート)
下値5:105.299(8/6安値、7/31~8/12の61.8%押し、-1σ)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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