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米・欧の景況感コントラスト維持がカギ…!?

2020年08月25日

◆ 「新型コロナ対策進展」への期待感 - 底堅い動き

主だったイベントが不在となる中、昨日は「新型コロナ対策進展」への期待が高まりました。
マーケットは「リスク選好姿勢」へと傾斜し、株式市場は“上昇”、為替市場では“円売り/ドル売り”が進行しました。
ただ逃避資金が流出したことで、債券利回りも“上昇(米国債価格は下落)”しています。
このためドル円には「明白な方向性」は見られておらず、幾分“ドル買い”優勢といった中で、“揉みあい(105円後半~106円で膠着)”に終始しています。

◆ 継続するのか…? それとも巻き戻されるのか? - 米・欧の景況感

「新型コロナ対策進展」が意識されていることを考えれば、本日東京タイムは“日経平均上昇→円売り”といった図式が期待されるところです。
しかし「パウエルFRB議長講演(ジャクソンホール)」を控えるスケジュール感を考えれば、“一方向の動き”にはいささか疑問も生じるところです。

さらに本日は、独・米で「いくつかの経済指標」も予定されています。
現在のドル堅調の背景にあるのは、「FOMC議事要旨(想定ほどハト派ではない)」のみならず、先週末の「対照的な経済指標(欧州は悪化/米国は好内容)」も影響していると見られます。
『(この景況感のコントラストが)このまま続くのか? or それとも巻き戻されるのか?』を見極めるまでは、“一方向の動き”は抑制されやすい…?

“8/20高値(106.213円)”を突破することができれば、テクニカル的には“8/17高値(106.652円)”まで上値余地が広がります。
このため“上値追い”への期待は応分以上のものが存在しますが、本日に関しては”難しい(揉みあい継続)”と見ておくべきかもしれません。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.652(8/17高値、50日移動平均線、月足・一目均衡表転換線)
上値4:106.442(週足・一目均衡表基準線、+1σ、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:106.303(8/13~8/19の61.8%戻し)
上値2:106.213(8/20高値、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:106.070(8/21高値、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:105.983(大台)
下値1:105.902(20日移動平均線)
下値2:105.774(日足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート)
下値3:105.688(8/24安値)
下値4:105.582(ピボット2ndサポート)
下値5:105.442(8/21安値、ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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