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マネパ為替分析 日刊レポート

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「経緯」「現況」を踏まえれば…!?

2020年09月03日

◆ さらなる買い戻し… - 106円前半へ上値を伸ばす

期待した通り、昨日は“ドルの買い戻し”が先行しました。
「菅官房長官の出馬会見(アベノミクスを継承)」も後押しとなり、ドル円は“106.30円”まで上値を伸ばす場面を見せました。

もっとも「もう一つの注目(ADP雇用統計)」は、事前予想に“届きません(予想:+95.0万人/結果:+42.8万人)”でした。
「米地区連銀経済報告〈ベージュブック〉」でも『(米経済は回復しているが)新型コロナ前を大きく下回る』とされたことで、それ以上の“買い戻し”が進行することはありませんでした。
つまり昨日の動きは、「あくまでもポジション調整」と見るのが妥当ということになります。


◆ 「継続性は微妙」だが、それでも…?

そう考えると「継続性は微妙」ということになり、“上値が重い→戻り売り”を志向しやすい局面といえます。
しかし昨日のNYダウに続いて、日経平均でも“コロナ急落前(2/21終値は2万3386円)”を上回ってきました。
つまり「株高→リスク選好」が期待できる局面ということが可能であり、その面からは“下値が堅い→押し目買い”も志向できることになります。

“日足・一目均衡表先行スパン下限(本日は106.260円)”に押さえられている格好ですので、テクニカル的には“前者(戻り売り)”に軍配が上がりそうな気配はあります。
しかし「これまでの経緯(往き過ぎたドル売り)」は巻き戻されやすく、さらに「現況(株高→リスク選好→円売り)」を踏まえれば…?

やはり「大きくは崩れない」を基本としながら、「次なる方向性」を見極める展開へとつなげたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.697(週足・一目均衡表先行スパン下限、月足・一目均衡表転換線)
上値4:106.563(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:106.451(50日移動平均線、週足・一目均衡表基準線)
上値2:106.376(ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.260(日足・一目均衡表先行スパン下限、9/2高値)
前営業日終値:106.190
下値1:106.073(日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線)
下値2:105.985(週足・一目均衡表転換線、大台、ピボット1stサポート)
下値3:105.851(9/2安値、8/28~9/2の38.2%押し)
下値4:105.750(8/28~9/2の50%押し)
下値5:105.662(-1σ、ピボット2ndサポート)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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