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マネパ為替分析 日刊レポート

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“膠着”ではなく、“適度に揺れ動く”が基本路線…!?

2020年09月07日

◆ 概ね“好内容”… - 米雇用統計

注目の米雇用統計は、概ね“好内容(NFP:+137.1万人/失業率:8.4%)”でした。
この影響からファーストアクションは“ドル買い”となり、一時は“106.501円”へと上昇する場面を見せました。
しかし“前日高値(106.545円)”を越え切るには至らなかったことで、その後は「(米3連休を控えた)ポジション調整」に押される展開でした。
米10年国債利回りは“上昇(0.72%)”したものの、米株式が“続落”となる中、ドル円は“前日終値(106.174円)”付近へと押し戻されています。

◆ 本日は“さらに手控えられる”が…?

こうして“下値の堅さ”こそ見られたものの、“上値の重さ”を引きずっているドル円。
「米国市場休場(レイバー・デー)」となる本日は、さらに“流動性が低下”することが想定されるところです。
このため“(積極的な売買は)さらに手控えられる”という可能性を考えると、“動意が乏しい”を想定せざるを得ないところとなります。

しかしこうした状況でも、本日は「中国貿易収支」が予定されています。
あくまで“結果次第”ということになりますが、“波乱の芽”として機能する可能性は十分…。
つまり現時点で“動意薄”と決めつけるのは、早計と見ておく必要があります。

◆ 本日の「レンジ相場脱却」は難しそうだが…!?

“106.00-105.80円”には分厚いドル買いオーダーが展開しており、一方で“106.50-80円”にはドル売りオーダーが積み上がっているオーダー状況を考えれば、どちらも越えるのは“容易ではない(困難)”と見るのが自然です。
しかしこの範囲内では“揺れ動く”と見れば…。

“動きづらい”が前面に出やすい「レンジ相場」ですが、取引に関しては“意外と美味しい”と見ておく必要がありそうです。
もちろん突破した際の対応方針を考えながらにはなりますが…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.786(週足・一目均衡表先行スパン上限、20週移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:106.697(週足・一目均衡表先行スパン下限、月足・一目均衡表転換線)
上値3:106.545(9/3-4高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:106.405(50日移動平均線、9/4高値後の61.8%戻し)
上値1:106.339(9/4高値後の50%戻し)
前営業日終値:106.245
下値1:106.148(20日移動平均線)
下値2:106.000(9/3-4安値、日足・一目均衡表先行スパン下限/基準線/転換線、8/28~9/3の38.2%押し水準、大台、ピボット1stサポート)
下値3:105.851(9/2安値、週足・一目均衡表転換線、8/28~9/3の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:105.714(8/28~9/3の61.8%押し、-1σ)
下値5:105.592(9/1安値、ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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