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マネパ為替分析 日刊レポート

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“リスク回避姿勢(円買い)”が先行しても…!?

2020年09月09日

◆ 米株続落… - 106円割れ

注目の「米株式急落の継続性(特にハイテク株)」は、3連休明けとなった昨日も、止まる気配を見られませんでした。
NYダウは“△632ドル”を見せ、そしてナスダックは“(2日の史上最高値から)△10.0%”を記録しました。

さらに昨日は、「米中対立激化」「合意なきBrexit」への思惑(懸念)も継続しています。
このため“リスク回避姿勢”に包まれており、ポンド円を中心としてクロス円は“軒並み下落”を見せ、そしてドル円は“105.864円”へと下値を拡大していきました。

◆ その割に“下値の堅さ”も目立っている…?

ただ「106円割れ」を示現した割に、“崩れる”には発展することはありませんでした。
期待された「米追加景気対策」が進展していない中での“下値の堅さ”には、少々違和感を覚えるところでもあります。

「株安→リスク回避(円買い)」は本日も先行すると見られますが、「米株続落→日経平均下落」はすでに“織り込み済”…?
また昨日記した「分厚いドル買いオーダー(106.00-105.80円)」をこなし切れていないということもありますが、仮に割り込んでもまた「別のドル買いオーダー(105.70-60円)」が分厚く並んでいる…?

「米中対立激化」「合意なきBrexit」というリスクが並立していますので、“上値の重さ”が意識されるのは致し方ないところです。
しかし前記「ドル買いオーダー」を割り込みにかかる動きとなっても、“こなすのは容易でない”と考えたいところです。
少なくとも「株安」のみで、“崩れる”を期待するのは…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.697(週足・一目均衡表先行スパン下限、月足・一目均衡表転換線)
上値4:106.545(9/3-4高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:106.385(9/7-8高値、50日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値2:106.248(9/8高値後の76.4%戻し)
上値1:106.079(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線/転換線)
前営業日終値:106.022(大台)
下値1:105.851(9/2安値、9/8安値、日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表転換線、8/28~9/3の50%押し水準、ピボット1stサポート)
下値2:105.714(8/28~9/3の61.8%押し、-1σ)
下値3:105.592(9/1安値、ピボット2ndサポート)
下値4:105.289(8/31安値、-2σ、ピボットローブレイクアウト)
下値5:105.200(8/28安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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