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マネパ為替分析 日刊レポート

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「継続性の有無」と「割れた思惑」…!?

2020年09月10日

◆ ようやく“巻き戻し”…

「米株式急落(特にハイテク株)」を背景にした“リスク回避姿勢”は、欧州タイムまで続きました。
この過程にてドル円は“105.787円”へと押し下げられる場面を見せましたが、しかしながらそう長くは続きませんでした。
NYタイムには待望の「米株式反発(巻き戻し)」が入り、一時“700ドル超”の上昇をNYダウが見せる中、ドル円は“106.271円”へと押し戻されていきました。


◆ 「方向感定まらず」は続くが、「センチメントは改善」…!?

「米株式反発」の継続性は未知数といわざるを得ませんので、このまま“リスク選好姿勢”へと傾斜するかも微妙ということになります。
また本日は「ECB理事会」が予定されていますが、『GDP見通し引き上げ』が期待される反面、『インフレ鈍化』『ユーロ高牽制』等への思惑も根強いものがあります。
つまり“(売買は)交錯”しやすく、“様子見”にも陥りやすいと見るのが自然ということになります。
ただ「分厚いドル買いオーダー(106.00-105.80円)」で跳ね返された格好ということを考えれば、「センチメント改善」と見ることもある意味妥当…?

「米中対立激化」「合意なきBrexit」が並立していますので、引き続き“上値の重さ”が意識されるのは否めないところがあります。
それでも“大きくは崩れない”を堅持しながら、神経質なマーケットと向かい合いたいところです。
これまで進行してきた“ユーロ買い/ドル売り”という流れに、変化が生じるかを見極めながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.697(週足・一目均衡表先行スパン下限、月足・一目均衡表転換線)
上値4:106.545(9/3-4高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:106.459(+1σ)
上値2:106.385(9/7-8高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.271(9/9高値、50日移動平均線)
前営業日終値:106.178
下値1:106.056(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、大台)
下値2:105.917(日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値3:105.733(-1σ、9/9安値、8/28~9/3の61.8%押し)
下値4:105.656(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値5:105.592(9/1安値、ピボット2ndサポート)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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