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マネパ為替分析 日刊レポート

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「知ったら終い」が上回る…!?

2020年09月17日

◆ さらに続落 ― “105円割れ”

『FOMCでハト派色が強まる』との思惑は、さらに続きました。
この影響にてドル円は、NYタイム序盤には早くも“105円割れ”へと押し下げられるなど、“見誤った”といわざるを得ない状況となりました。

そして迎えたFOMCでは、「フォワードガイダンス強化」が行われ、「少なくとも2023年末までゼロ金利政策を継続」と“ハト派”に寄った意向も示されました。
さらに“104.796円”へと売り込まれたのはこのためですが、ただ『期待されたほどではない』といった思惑も、同時に台頭しました。
「2020年経済見通し(△6.5%→△3.7%)/失業率見通し(9.3%→7.6%)の引き上げ」も追い風となり、次第に“下げ渋り”へと転じていきました。


◆ “株安”を促す要因でもあるが…?

この『期待されたほどではない』との思惑は、“株安”を促す要因である反面、“ドル買い戻し”を促す要因ともなり得るものです。
このため予断を許しませんが、それでも“下落往き過ぎ”が台頭しているのも事実です。

前記したように“見誤った”状況であり、期待した“ドル急反発”も見られておりませんが、それでも懸念された“割り込むと一段安”も加速しておりません。
警戒しながらにはなりますが、後者の見方を重要視しながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:105.671(9/3~9/16の50%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:105.591(日足・一目均衡表転換線)
上値3:105.430(9/16高値、9/3~9/16の38.2%戻し、-1σ)
上値2:105.336(ピボット1stレジスタンス)
上値1:105.140(9/16FOMC時高値)
前営業日終値:104.972(大台、-2σ)
下値1:104.886(9/16FOMC高値後の押し目)
下値2:104.796(9/16安値)
下値3:104.702(ピボット1stサポート)
下値4:104.432(ピボット2ndサポート)
下値5:104.182(7/31安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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