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マネパ為替分析 日刊レポート

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いよいよ大一番…!?

2020年09月30日

◆ “堅調”ながらも“小動き”

“円主導”となりやすい東京タイムは、株高の影響から“リスク選好姿勢(円売り)”が先行しました。
一方で“ドル主導”となりやすい欧米タイムは、株式軟調にて“リスク回避姿勢(ドル買い)”が優勢でした。
こうしてドル円は、どちらの局面でも“堅調推移”を見せています。

一方で「米大統領選・TV討論会」を控えた様子見ムードは、やはり“積極的な動意”を手控えさせました。
このため“一方向への動き”は限定されており、“堅調推移”ではあるものの、結局は“105円半ば~後半”での小動きに終始しました。


◆ どちらが勝るか…? - 米大統領選・TV公聴会

こうした中、本日は前記した「米大統領選・TV討論会(日本時間10:00~)」が予定されています。
世論調査では「バイデン氏優勢」とされていますが、「その差はわずか」という思惑も漂い始めています。
何より当該TV討論会は「流れが変わる起点になった」とされる事例が、過去にも数多く存在するイベントです。
注目度は高さは“折り紙付き”といわざるを得ないところです。

「バイデン氏優勢」が継続すれば、課税強化を再テーマにする“株安→リスク回避姿勢”が想定されるところです。
こちらは“ドル売り”“円買い”の双方を促す要因となりますが、東京タイムであることを考えれば「後者に分がある」と見るのが自然です。
一方で「トランプ氏巻き返し」との印象が強まれば、「バイデン氏勝利」を想定して積み上げられてきた“ポジション(ドル売り)の巻き戻し”が進行する可能性も…?


◆ 目先のポイントは『“105.472円”VS“105.812円”』

テクニカルには“9/15高値(105.812円)”“日足・一目均衡表先行スパン下限(105.901円)”が蓋をしている印象があるだけに、これらを突破できるかが上方向へのポイントといえます。
一方で昨日欧州タイム以降の下値を支えたのは“日足・一目均衡表基準線(105.472円)”ですので、これを維持できるかが下方向へのポイントといえそうです。

「どちらに振れるか?」は結果次第ですが、「どちらにも振れる可能性あり」というのも事実です。
個人的には“上抜け”を期待していますが、予断を持たずに臨みたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.293(9/10-11高値)
上値4:106.165(9/14高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、+1σ、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:106.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:105.901(日足・一目均衡表先行スパン下限)
上値1:105.812(9/15高値、50日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:105.680
下値1:105.596(20日移動平均線)
下値2:105.472(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値3:105.338(9/29安値)
下値4:105.206(9/24-25安値、ピボット2ndサポート)
下値5:105.068(9/21~9/29の38.2%押し、-1σ、大台、ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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