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マネパ為替分析 日刊レポート

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備えだけは緩めないようにしながら…!?

2020年10月26日

◆ “トランプ優勢”も“不発”… ― 米大統領選・TV討論会

注目の「米大統領選・TV討論会」は、ディベート的には“トランプ優勢”という内容といえそうです。
しかしバイデン候補には“大きな失点”は見られず、劣勢のトランプ候補が“巻き返した”とはいい難い結果となりました。
必然的にリスクイベント的には“肩透かし”という状況となり、ドル円が“動意づく”ことはありませんでした。
NYタイム中盤には「米追加景気対策」への期待感が後退したことで“米株安→ドル売り”へと振れる場面も見られましたが、“104円半ば~後半”から外れることはありませんでした。


◆ 「新たな材料」が飛び出すまでは…?

本日は「主だった米経済指標」が“不在”となるだけに、“動きづらい”を地で行く展開が想定されるところです。
「米大統領選」に関しても“様子見”になりやすく、“動意付く”ためには「新たな材料が必要」と見るのが自然ということになります。
それは何なのか…?

協議が継続する「米追加景気対策」には、引き続き“一定以上の期待”は存在すると見られます。
しかし両陣営から発せられるコメントを踏まえれば、「米大統領選前の合意は厳しい」と見るのが自然です。
つまり「新たな材料」とはなり得ない(なりづらい)…?

本日より「5中全会(中国共産党中央委員会第5回全体会議、~29日)」が予定されていますので、ここで「新たな経済政策」「人民元高容認の有無」が飛び出す可能性もゼロではありません。
しかしそれが飛び出すまでは“動きづらい”と見るのが自然であり、しかも“初日から飛び出す”と見るのはあまりにも無謀…?

「リスクセンチメント」を意識した展開が前提と見られますが、本日に関しては“動きづらい”を前提と見ておく必要がありそうです。
“不意の動意”への備え(警戒)だけは、緩めないようにしながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:105.309(日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表転換線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:105.209(10/20~10/21の61.8%戻し)
上値3:105.118(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:105.000(大台、10/20~10/21の50%戻し、日足・一目均衡表転換線/基準線、-1σ)
上値1:104.936(10/23高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:104.703
下値1:104.608(-2σ)
下値2:104.475(10/22-23安値、ピボット1stサポート)
下値3:104.343(10/21安値、ピボット2ndサポート)
下値4:104.131(ピボットローブレイクアウト)
下値5:103.998(9/21安値、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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