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マネパ為替分析 日刊レポート

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「警戒感」は根強いが、「神経質」から抜け出せず…!?

2020年10月27日

◆ 「リスク回避」に再傾斜 ― “ドル買い戻し”先行

欧米で爆発的に拡大する「新型コロナ感染」、一向に与野党の溝が埋まる気配が見えてこない「米追加経済対策」等を背景に、昨日は「リスク回避姿勢」へと傾斜しました。
欧米の株式が“急落”する中、為替では“ドル買い”が幅広い通貨に対して進行しました。

もっとも「リスク回避姿勢」は“ドル買い”と共に“円買い”をも促す要因であり、特に昨日は米10年債に対して逃避資金も集まりました。
“(3営業日ぶりの)0.80%割れ”を背景にした“金利選好→円買い”も確認されており、再び“104円後半”台に押し戻されて昨日の取引を終えています。


◆ 本日も“動きづらい”が前提だが…

いわゆる「米大統領選」を控える中で、「新型コロナ感染」が一気に強まった格好といえます。
このため「警戒感」は根強いものの、「神経質」からは抜け出せず、それゆえに「方向感定まらず」は変わらないといった状況になっています。
これから「円主導になりやすい」とされる東京タイムに入るだけに、“昨日の動き(株安→リスク回避→ドル買い)”は期待薄といわざるを得ません。
それでいて“崩れる”ほどの材料は、特に見当たらない状況でもあります。

“ドル買い戻し”のキッカケとなった要因の一つに、「人民元基準値設定(2営業日連続の人民元安設定→人民元高容認はせずとの思惑)」があります。
このためこの結果次第では“揺れ動く”という可能性は残りますが、そうでなければ本日も“動きづらい”を前提とすべきかもしれませんね。
もちろん“動きづらい”ですので、“(レンジ内での)揺れ動き”は十分に含まれますが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:105.524(10/21高値、50日移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:105.309(日足・一目均衡表先行スパン下限、20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:105.209(10/20~10/21の61.8%戻し、日足・一目均衡表基準線)
上値2:105.052(10/26高値、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス、10/20~10/21の50%戻し水準)
上値1:104.964(-1σ、大台)
前営業日終値:104.831
下値1:104.620(10/26安値、-2σ、ピボット1stサポート)
下値2:104.475(10/22-23安値、ピボット2ndサポート)
下値3:104.343(10/21安値)
下値4:104.185(ピボットローブレイクアウト)
下値5:103.998(9/21安値、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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