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マネパ為替分析 日刊レポート

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「下値トライ」は一服、そして「ポジション調整」へ…!?

2020年10月30日

◆ 「104円割れ」は回避… ― 104円後半へ反発

爆発的に広がる「新型コロナ感染」への警戒感は、留まるところを知りません。
このため「リスク回避フロー」は一向に止まる気配を見せず、ドル円も“さらに下値を窺う”からスタートしました。
しかし懸念された「104円割れ」が回避されたことで、次第に“ドル買い”が促されていきました。
特に昨日は「欧12月追加緩和示唆」をキッカケとした“(主にユーロ主導の)ドル買い”や、「好内容の米7-9月GDP(+33.1%)」を背景にした“ドル買い”も後押しとなりました。
こうして欧州タイム中盤に“104.025円”へと値を落としたドル円は、NYタイム終盤には“104.725円”へと盛り返し、昨日の取引を終えています。


◆ 「一方向への動意は限定的」は変わらないが…?

「もう一段の下値追い」こそ見られたものの、結果的に「下値の堅さを確認(しかも2日連続…)」という格好になりますので、目先は「下値トライは一服」と見るのが自然です。
特に本日は「米大統領選」を控えた“週末”、さらに“月末”でもありますので、直近の動きを見る限りは「ポジション調整(円売り)が入りやすい」と見るのが、これまた自然ということになります。

リスクイベント前ですので、たとえ上方向であったとしても「一方向への動意は限定的」と見られます。
このため「過度の期待感」は禁物ということになりそうですが、昨日も記した「過度の悲観論」へと傾く必要性は、やはりなさそうに思います。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:105.272(週足・一目均衡表転換線)
上値4:105.188(日足・一目均衡表先行スパン下限、20日移動平均線、10/20~10/29の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:105.052(10/26高値、日足・一目均衡表基準線、大台)
上値2:104.886(10/27高値、日足・一目均衡表転換線、10/20~10/29の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:104.725(10/29高値、10/20~10/29の38.2%戻し水準、-1σ)
前営業日終値:104.614
下値1:104.458(10/29安値後の38.2%押し)
下値2:104.375(10/29安値後の50%押し)
下値3:104.292(10/29安値後の61.8%押し)
下値4:104.171(-2σ、ピボット1stサポート)
下値5:103.998(9/21安値、10/29安値、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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