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マネパ為替分析 日刊レポート

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ここから先は「相応以上のリスクが伴う」…!?

2020年11月09日

◆ さらに“株高”“ドル安”は進行 ― 103円前半へ

株高・ドル安・債券安(金利高)…。
「米大統領選」にテーマが集中する中、「バイデン勝利」をマーケットは織り込み始めています。
このため『トランプ氏、法廷闘争も辞さず』といった状況下でも“株高”“ドル安”は進行しており、一時ドル円は“103.176円”へと下値を拡大しています。

一方で「経済動向」に反応するステージにはまだ移行していないものの、先週末公表の「米雇用統計」は“一定の下支え”として機能している印象があります。
「非農業部門雇用者数(予想を上回る+63.8万人)」「失業率(7.9%→6.9%に急低下)」はいずれも“好内容”であり、新型コロナ感染再拡大下でも「米労働環境は堅調」を示した格好となるからです。
こうして“103円割れ”は、何とか回避され続けているのが実状といえます。


◆ もう一段の“リスク選好→株高・ドル安”も期待される状況だが…?

『バイデン氏、勝利宣言』が週末に行われたことを考えれば、本日は「不透明感がさらに後退」と見るのが自然です。
“株高”は継続し、“ドル安”はさらに勢いを増す可能性が否めないところです。
ただリスク選好を背景にした“株高”は、一方で“円安”をも促す要因にもなり得るものです。
特に直近は“ドル安”が進行してきただけに、どこまで進行するかは微妙…?

もちろん“3/12安値(103.074円)”を割り込むと、テクニカル的には“3/10安値(102.000円)”まで下値メドが見当たりません。
いわゆる「真空地帯」の手前に位置していますので、“さらなる下値追い”には細心の注意をもって警戒しておく必要があるのは事実です。
それでも“リスク選好→株高・ドル安”という流れにこのままついていくのは、「相応以上のリスクが伴う」ということを頭の片隅に残しておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.256(11/4~11/6の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:104.001(11/4~11/6の38.2%戻し、-1σ、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:103.920(200月移動平均線)
上値2:103.759(11/6高値)
上値1:103.662(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:103.322(-2σ)
下値1:103.176(11/6安値)
下値2:103.074(3/12安値、大台、ピボット1stサポート)
下値3:102.836(ピボット2ndサポート)
下値4:102.496(ピボットローブレイクアウト)
下値5:102.000(3/10安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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