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マネパ為替分析 日刊レポート

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上下ともに「新たな材料が必要」…!?

2020年11月17日

◆ モデルナ絡みで急反発 - 一時“105円前半”へ

先週のファイザーに続き、昨日はモデルナ絡みで「新型コロナワクチン開発」の朗報が流れました。
マーケットは“リスク選好姿勢”へと傾斜し、米株式は“上昇(NYダウ/S&P500は史上最高値を更新)”を見せる中、ドル円は“105.125円”へと上昇する場面が見られました。
しかし“綱引き(昨日の場合は円売り⇔ドル売り)”は変わっておらず、その後は緩やかに元居た“104円半ば”へと押し戻されて、昨日の取引を終えています。


◆ ただファイザー時に比べると…?

株式にとって“感応度の高さ”が目立っている「新型コロナワクチン開発」ですが、為替は比較的“落ち着いて”います。
これは『実用化にはまだ時間がかかる』との思惑が背景と見られますが、“綱引き(円⇔ドル)”も影響していると考えるのが自然です。

“円主導”になりやすい東京タイムは“日経平均上昇→リスク選好→円売り”との図式は描きやすいと考えますが、気になるのはファイザー時に比べて昨日は「値幅・時間共に限定されている」…?


◆ “50日移動平均線”を超え切れないと、上方向には…!?

昨日・先週末と上値を押さえられた“105.10-15円”水準には、“50日移動平均線(本日は105.129円)”が展開しています。
ここを明確に上抜くには、「新たな材料が必要」と見るのが自然かもしれませんね。

もっとも下方向には“11/6~11/11の61.8%押し(104.129円)”が控えていますので、これを割り込むにも「新たな材料が必要」とは考えますが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:105.150(11/13-16高値、50日移動平均線、11/11~11/16の61.8%戻し水準)
上値4:105.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値3:104.884(11/16高値後の61.8%戻し)
上値2:104.809(11/16高値後の50%戻し)
上値1:104.734(11/16高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:104.563(20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
下値1:104.461(日足・一目均衡表基準線/転換線)
下値2:104.361(11/16安値)
下値3:104.241(ピボット1stサポート)
下値4:104.129(11/6~11/11の61.8%押し、-1σ)
下値5:104.000(大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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