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マネパ為替分析 日刊レポート

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やはり“下げ渋り”への想定を…!?

2020年11月30日

◆ 「方向感定まらず」は続く… - “104円ライン”を挟んだ膠着

先週末は「ポジション調整」が東京タイムに、「米株高→リスク選好」がNYタイムに進行しました。
ただ前者は“円買い”、後者は“ドル売り”で反応したことから、ドル円は“上値の重さ”を強いられました。
こうして“104円割れ”へ何度となく押し下げられましたが、ただ先週末は「米株式・債券市場は短縮取引」「米国勢の多くも連休取得」という特殊要因も抱えていました。
盛り上がりに欠く動きから「方向性定まらず」は解消することはなく、“下値の堅さ”も相変わらずといった状況でした。


◆ ただ週初の急伸前水準は“もう目前”…

「新型コロナワクチン開発」「新型コロナ感染再拡大」と相反するテーマを抱える以上、「方向性定まらず」は継続する可能性が否めないところです。
しかし“週初の急伸(11/23安値:103.679円→11/24高値:104.758円)”除けば、その後は一貫して“値を落とす”という動きを見せているのが実状です。
しかもスタート地点が“もう目前”という状況下、このまま“さらなる下値追い”を期待するのは…?

「ドル余剰」を背景にした“ドル売り”への思惑は根強く、「何が何でも下方向(ドル売り・円買い)」との思惑も見え隠れしているのは事実です。
しかし本日は「月末の5・10日」に当たり、「実需関連のドル買いオーダー」が下値を支える可能性も十分にあります。
“11/18安値(103.651円)”を明確に割り込まない限り、そろそろ“下げ渋り”を想定したほうが良さそうに思います。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.597(11/25高値)
上値4:104.473(11/26高値、日足・一目均衡表基準線、11/24~11/27の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:104.379(20日移動平均線、11/24~11/27の50%戻し)
上値2:104.260(11/27高値、11/24~11/27の38.2%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:104.205(日足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:104.086
下値1:103.904(11/27安値、200月移動平均線、ピボット1stサポート)
下値2:103.815(-1σ)
下値3:103.714(ピボット2ndサポート)
下値4:103.651(11/18安値)
下値5:103.524(ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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