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マネパ為替分析 日刊レポート

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“ドル売り⇔円売り”の綱引きでは「後者が勝る」…!?

2020年12月02日

◆ “リスク選好→ドル売り”優勢も… - ドル円は動かず

「新型コロナワクチン開発(早期実用化)」への期待感が勝った昨日は、“リスク選好姿勢”が優勢となりました。
米株式は上昇(ナスダック/S&P500は史上最高値を更新)、米債券は下落(利回りは上昇)する中、為替では“ドル売り”が目立ちました。
この影響にてユーロドルは“年初来高値(9/1:1.20108ドル)”を上回り、“18/5/1以来の水準(1.20757ドル)”へと急伸しています。

一方で“円売り”も同時進行していることから、ドル円に“目立った動き”は見られませんでした。
“104.182円(欧州タイム序盤)-104.575円(NYタイム中盤)”と揺れ動いたものの、「方向感定まらず」から抜け出すには至っておりません。


◆ 「方向感定まらず」という 基本は変わらないが…?

本日も「綱引き(コロナワクチン開発 VS コロナ感染再拡大)」が想定されますので、「方向性定まらず」が継続する可能性は否めないところがあります。
ただ節目を抜けた前記ユーロドルを鑑みれば、“もう一段のユーロ買い→ドル売り”は十分に期待されるところです。

それでも“18/5/1以来の高値”へ急伸し、そのまま“高値引け”した割には、“ドル売り”が対円で進行しなかったのも事実です。
「綱引き(ドル売り⇔円売り)」が原因ではあるものの、全体的な流れを鑑みれば“後者に軍配”と見ることも可能でもあるからです。

もちろん“リスク選好姿勢”がこのまま継続するかは不明であり、“リスク回避姿勢(ドル買い⇔円買い)”に転じた際の力関係は微妙であるのも事実です。
それでも“現状フロー(リスク選好姿勢)”が継続した場合を仮定しつつ、「期待は上方向」を先行させたい局面と見たいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:105.020(日足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
上値4:104.900(11/11~11/18の61.8%戻し、50日移動平均線、+1σ、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:104.758(11/24高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:104.597(11/25高値、12/1高値、週足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:104.424(日足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:104.318(20日移動平均線)
下値1:104.182(12/1安値、日足・一目均衡表転換線、11/30~12/1の50%押し、ピボット1stサポート)
下値2:104.115(11/30~12/1の61.8%押し)
下値3:103.965(ピボット2ndサポート、大台、11/30~12/1の76.4%押し)
下値4:103.831(11/30安値、200月移動平均線、-1σ)
下値5:103.747(ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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