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マネパ為替分析 日刊レポート

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本日も「動くに動けない」、だが「適度に揺れ動く」…!?

2020年12月10日

◆ 幾分上値を伸ばしたが… - “マチマチ”の動き

昨日も「米追加経済対策」に進展はなく、「合意なきBrexit」に関する決定的な材料が飛び出すこともありませんでした。
「コロナワクチン接種(カナダがファイザー製ワクチンを承認)」との報こそ伝わったもののインパクトとしては低く、特に材料視されることはありませんでした。
このためマーケットは「様子見ムード」に包まれました。

一方でマーケットは“マチマチ(対ユーロ等ではドル買い/対豪ドル等ではドル売り)”の動きを見せ始める中、NYタイム中盤にかけてドル円は“104.400円”へ上値を伸ばす場面を見せました。
ただし「方向感定まらず」から抜け出したわけではないため、“上値の重さ”は相変わらずでした。
その後は「米株式反落(NYダウは△100ドル超)」「米10年国債利回り低下(0.95%→0.92%)」に引っ張られたこともあり、結局“104.230円”に押し戻されて昨日の取引を終えています。


◆ 「どちら方向にも動ける」状況ではあるが…?

「米株式反落」はこれまでとは違う流れではあるものの、現時点では“ポジション調整の範囲内”と見るのが自然です。
「米追加経済対策」が進展する可能性は低く、「合意なきBrexit」も“13日まで継続交渉”とあっては、本日に「新たな材料」が飛び出す可能性は…?
追加緩和が確実視される「ECB理事会」が予定されているものの、こちらも“結果が出るまでは…”との意識が働きやすいと見るのが自然です。

「(ヘッドライン次第で)どちら方向にも動く」という状況ではありますが、本日も「膠着」は継続、ただし「適度に振れる(揺れ動く)」を基本としたいところです。
その上でポイントと見ていた“20日移動平均線(本日は104.212円)”を上回る場面を見せてきましたので、「このまま維持できるか(下げ渋れるか)」を注視したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:105.000(大台)
上値4:104.900(11/11~11/18の61.8%戻し、+2σ)
上値3:104.758(11/24高値、12/2高値、50日移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:104.530(12/3高値、日足・一目均衡表先行スパン下限、+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:104.400(12/9高値、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:104.230(日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線)
下値1:104.121(12/3~12/9の38.2%押し)
下値2:104.053(12/9安値、大台、12/3~12/9の50%押し、ピボット1stサポート)
下値3:103.917(12/7-8安値、200月移動平均線、-1σ、12/3~12/9の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:103.741(12/4安値、ピボットローブレイクアウト)
下値5:103.651(11/18安値、12/3安値、-2σ)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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