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マネパ為替分析 日刊レポート

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普段以上に「ポジション調整」が意識される週末…!?

2020年12月11日

◆ 一時上振れも、押し戻される - 104円前半

「合意なきBrexit」への懸念増大を背景に、昨日は“ポンド売り”が進行する場面が見られました。
これに引っ張られる格好で“ドル買い”も進行する場面を見せ、欧州タイムにかけてドル円は“104.578円”へと上値を伸ばしました。
しかしこうした動きはそう長くは続かず、次第に「様子見ムード」へと押し戻されていきました。

そして迎えたECB理事会では、「追加緩和」が決定されました。
しかし“想定内(増額&期間延長等)”の内容のみならず、“ユーロ高けん制”も強く行われることはありませんでした。
こうして『噂で売って、事実で買い戻す』を地で行く動きとなり、“ユーロ堅調”が止まることはありませんでした。
そしてこれに引っ張られる格好で“ドル売り”も再開しており、前日終値と重なる“104.219円”へと押し戻されて、昨日の取引を終えています。


◆ 幾分「バランスが崩れた」…? - リスク選好/回避

これまで“リスク選好/回避”は拮抗してきましたが、「米追加経済対策《選好要因》」は後退、「合意なきBrexit《回避要因》」は増大と、ここに来て「バランスが崩れ始めた」ようにも見えます。
さらに「後者の最終期限は13日」と見られる中で迎える週末というのは、普段以上に「ポジション調整が高まる」といった可能性が否めない…?

「コロナワクチン接種」という“選好要因”への期待は残りますが、目先に関しては“回避要因”が勝る展開を想定したいところです。
円主導になりやすい東京タイムは“円買い”、ドル主導になりやすい欧州タイム以降は“ドル買い”を、想定しながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.900(11/11~11/18の61.8%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:104.758(11/24高値、12/2高値、+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:104.678(50日移動平均線)
上値2:104.578(12/10高値)
上値1:104.449(日足・一目均衡表先行スパン下限/基準線、週足・一目均衡表転換線、+1σ、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:104.219(日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線)
下値1:104.124(12/3~12/10の50%押し)
下値2:104.053(12/9安値、大台、12/3~12/10の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値3:103.917(12/7-8安値、200月移動平均線、-1σ、12/3~12/9の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:103.741(12/4安値、-2σ)
下値5:103.651(11/18安値、12/3安値、ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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