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マネパ為替分析 日刊レポート

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それでも「方向感定まらず」からの脱却となると…!?

2020年12月15日

◆ 押し下げられるも、「往って来い」

「Brexit交渉」が決裂しなかった(ただの先送りだと思いますが…)ことを好感する“ポンド買い→ドル売り”に押されて、昨日のドル円は“103.513円”へ下落する場面が見られました。
しかしながらこうした流れもNYタイム序盤で一旦止まり、その後は“104円台”へ押し戻されて昨日の取引を終えています。


◆ “リスク選好”の芽はあるが、“リスク回避”が多数派…

英米加で「コロナワクチン接種」が始まるなど、“リスク選好”の芽が出てきているのは否めません。
しかし「GOTOトラベル停止(日)」「NY再ロックダウンの可能性(米)」「限定的だったロックダウンを全土に拡大(独:16日~)」と、まだ“リスク回避”が蔓延しているのが実状といえます。
さらに「Brexit交渉」は先行きが見通せず、「米追加経済対策」もどうなるかわからないという中で、明日には「FOMC」も予定されるスケジュール感になります。
“様子見ムード”に傾きやすいと見るのが、やはり妥当な状況といえそうです。


◆ ただ「目先の下値確認」は意識されやすい状況…?

“ネックライン(11/18安値:103.651円)”を割り込んだ後に“104円台”に押し戻されたチャート形状は、「目先の下値確認」が意識されやすいと見るのが自然です。
さらに“104.00-20円台”というのは、“(終値ベースでは)7営業日連続”という水準です。
「不透明要素」を数多く抱える中で、「居心地の良さ」を鮮明にしつつある現状を踏まえれば、「方向感定まらず」から脱却するという展開は…?

あくまでヘッドライン次第ではありますが、本日は“より動きづらい”を意識すべきかもしれませんね。
昨日の動きを踏まえて、“幾分、上方向”を期待しながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.578(12/10高値、日足・一目均衡表先行スパン下限/基準線、50日移動平均線、+2σ、11/11~12/14の50%戻し)
上値4:104.461(週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:104.376(+1σ、11/11~12/14の38.2%戻し)
上値2:104.269(12/11高値、日足・一目均衡表転換線、12/2~12/14の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:104.134(12/2~12/14の50%戻し、12/14高値、20日移動平均線)
前営業日終値:104.010(大台)
下値1:103.894(200月移動平均線、-1σ)
下値2:103.688(-2σ、ピボット1stサポート)
下値3:103.513(12/14安値)
下値4:103.289(ピボット2ndサポート)
下値5:103.176(11/6-9安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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