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気にしておきたいのは「米上院の行方」…!?

2020年12月30日

※『マネーパートナーズ為替分析 日刊レポート』の配信は、年内は本日が最後となります。
今年一年、ありがとうございました。
新年は1月4日(月)を予定しておりますので、来年もよろしくお願いいたします。

◆ “さらなる上値追い”にはつながらず…

「米追加経済対策に署名」「Brexit交渉合意」「コロナワクチン接種開始」を背景に、昨日も“リスク選好姿勢”が優勢となりました。
“ドル売り+円売り”が進行する中、ユーロは“(対ドル・対円で)年初来高値更新”し、豪ドルやNZドルも“同様の動き”を見せました。

一方でドル円は、NYタイム序盤にかけて“103.751円”へ上昇したものの、その後は“103.458円”へ押し戻されていきました。
“前日高値(103.901円)突破”を試みることもなく、“さらなる上値追い”にはつながりませんでした。


◆ 本日も“同様”が想定されるが…?

こうして「綱引き」となっているドル円は、「方向感定まらず」から抜け出すことはありませんでした。
“目立った材料”が見当たらないことを考えれば、本日も“上値の重さ/下値の堅さ”の狭間で揺れ動くといった展開が想定されるところです。

ただし「個人給付増額(600ドル→2,000ドル)」に関しては、ちょっと気にしておく必要がありそうです。
マコーネル米上院院内総務(共和党)は“増額反対”とされますので、『上院で可決されるか…?』は不透明といわざるを得ないところがあるからです。
仮に否決ともなれば「米景気にネガティブ」と捉えられる可能性は高く、現在の“リスク選好姿勢”もどうなるかわからない…?

はっきりするまでは“様子見ムード”に包まれる可能性が高そうに思いますが、ちょっと気にしておきたいシナリオといえそうです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.147(12/15高値、50日移動平均線、+1σ)
上値4:104.076(ピボットハイブレイクアウト、大台)
上値3:103.913(12/16高値、12/28高値、200月移動平均線、11/11~12/17の38.2%戻し水準、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:103.802(12/29高値、日足・一目均衡表基準線)
上値1:103.720(20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:103.525
下値1:103.458(12/29安値、日足・一目均衡表転換線)
下値2:103.350(12/23安値、12/28安値、ピボット1stサポート、-1σ)
下値3:103.250(12/21-22安値、12/17~12/28の61.8%押し水準、ピボット2ndサポート)
下値4:103.083(12/18安値、-2σ、ピボットローブレイクアウト、大台)
下値5:102.869(12/17安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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