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マネパ為替分析 日刊レポート

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ここまで押せば“押し目買い”の妙味が勝る…!?

2021年01月15日

◆ 一時「104円回復」も、維持できず…

昨日は「上を下への揺れ動き」を見せましたが、「方向感定まらず」から抜け出すことはありませんでした。

まず『米追加経済対策は2兆ドル規模』との一部観測報道をキッカケにして、米10年債利回りが“急上昇(1.073%→1.115%)”しました。
これに引っ張られる格好でドル円も、“104.195円”へと上値を伸ばす場面を見せています。
しかしながら「104円回復」は、そう長くは続くことはなく、米10年債利回りが“1.085%”へ低下したNYタイム中盤には、ドル円も“103.562円”へ押し戻されていきました。

もう一つの注目である「パウエルFRB議長発言」では、『早期緩和縮小(テーパリング)の否定』がなされました。
この影響にて米10年債利回りは“1.134%”へと再上昇したものの、ただこの時のドル円の戻りは“103.80円水準”で押さえられました。
こうして「104円回復」は見せたものの“上値は重く”、しかし「前日安値(103.523円)水準」に押し下げられても“下値は堅い”を見せながら、昨日の取引を終えています。


◆ 目先は「織り込み済」「知ったら終い」に傾きやすいが…?

2つの注目イベントを終えても、「方向感定まらず」から抜け出すことはできませんでした。
こうなると目先は、「織り込み済」「知ったら終い」へ傾きやすいと見るのが自然です。
このため“上値が重い”が顕著となる可能性も否めないところがありますが、ただ“1/6~1/11の50%押し(103.494円)”は依然として割り込んでいないという現実があります。
となると一昨日も記したように、当該“103円台”は「直近1カ月の中心レンジ(終値で外れたのは2回のみ)」…。
“さらなる下値を窺う”と見るのもちょっと…?

活発に動きつつある米10年債利回りを睨みながらにはなりますが、ドル円に関しては引き続き“103.50-104.30円内での揺れ動き”と見ておくべきかもしれません。
ここまで押せば“押し目買い”の妙味が、幾分勝るとの期待を抱きながら…?

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.396(1/11高値)
上値4:104.317(日足・一目均衡表先行スパン下限、1/12高値)
上値3:104.195(1/14高値、+2σ、ピボット1stレジスタンス)
上値2:104.000(大台、50日移動平均線)
上値1:103.887(200月移動平均線、週足・一目均衡表転換線、+1σ)
前営業日終値:103.789
下値1:103.523(1/13-14安値、20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線/転換線、1/6~1/11の50%押し、ピボット1stサポート)
下値2:103.281(1/6~1/11の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
下値3:103.157(-1σ)
下値4:102.949(1/7安値、大台)
下値5:102.869(ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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