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マネパ為替分析 日刊レポート

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「往って来い」になっていない以上…!?

2021年01月20日

◆ 一時“104円回復”も、結局“103円後半”…

「イエレン次期財務長官・上院公聴会」への期待を早々に織り込む格好で、昨日は東京タイムより動き出しました。
株高に伴う“リスク選好→円売り”と、米財政出動への思惑から来る“米10年債利回り上昇→ドル買い”が重なったからです。
この影響にて東京タイム中盤には、“104.081円”へ上値を伸ばす場面を見せました。
ただしそこから“さらなる上値追い”にはつながることはなく、欧州-NYタイムは“上値の重さ”が目立ちました。

その「イエレン次期財務長官・上院公聴会」では、『積極的な追加経済対策(財政出動)』『人為的な為替操作(ドル安路線)を否定』等が示されました。
しかし“想定通り”ということもあり、特に為替では大きな反応は見られず、緩やかに“103.80-90円”へと押し戻されていきました。


◆ “上値が重い”は相変わらずだが…?

こうして「(幾分の)水準切り上げ」こそ見られたものの、「方向感定まらず」から抜け出すには至りませんでした。
このため本日も「同様の展開(膠着)」が想定されるところですが、ただ「知ったら終い(往って来い)」につながらなかったのも事実です。
このため「綱引き(ドル⇔円)」は変わらないものの、「円が勝る」という展開は十分に期待される…?

前記『財政出動』は“リスク選好→株高→ドル売り+円売り”を示しやすく、一方で『ドル安路線否定』は“ドル買い(少なくともドル売りの減退)”を示すものです。
基本の“動きづらい”は変わらないと見られますが、やはり“押し目買い”優勢、少なくとも“崩れない”との見方は継続したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.578(12/10高値、100日移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:104.396(1/11高値、20週移動平均線)
上値3:104.319(日足・一目均衡表先行スパン下限、+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:104.195(1/14高値)
上値1:104.082(1/19高値、ピボット1stレジスタンス、大台)
前営業日終値:103.901(50日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、+1σ、200月移動平均線)
下値1:103.808(1/18~1/19の61.8%押し)
下値2:103.612(1/15-19安値、20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値3:103.523(1/13-14安値、日足・一目均衡表基準線、1/6~1/11の50%押し)
下値4:103.451(ピボット2ndサポート)
下値5:103.281(1/6~1/11の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト、-1σ)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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