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マネパ為替分析 日刊レポート

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“分水嶺”を巡る攻防戦…!?

2021年01月28日

◆ “巻き戻し”先行… - 終値ベースで“104円台”

注目のFOMCを前にして、昨日は欧州タイムより“ユーロ主導の巻き戻し”が進行しました。
これに株安に伴う“リスク回避→ドル買い戻し”も加わったことで、“ドル全面高”の様相を示しました。
"104.00円"に展開する分厚いドル売りオーダーをこなすと、早くもNYタイム中盤には“104.173円”へと上値を伸ばしました。

そして迎えたFOMCでは、「政策金利・金融政策の現状維持」と「金融緩和策の長期化再確認」が示されました。
“想定通り”ということもあり、その後の反応は限定されましたが、ただ下落していた米株式を“押し戻す”ほどの勢いも見られませんでした。
このため米10年国債利回りが“1.00%割れ手前”に低下する場面が見られても、“金利志向→ドル売り”は目立つことはありませんでした。


◆ “ネガティブ”が目白押しだが…?

“104円台”にしっかり乗せた動きを考えれば、次なる注目は「“もう一段の上値追い”に発展できるか…?」と見られます。
そしてテクニカル的に重要となる節目となるのは“日足・一目均衡表先行スパン上限(104.307円)”“1/11高値(104.396円)”であり、オーダー状況も“同様(104.30-40円に分厚いドル売りオーダー)”と聞き及びます。
突破できれば「レンジ切り上げ」への意識がさらに高まることになる反面、できなければ「方向感定まらず(膠着)」へと押し戻される分水嶺…。

大台割れ寸前の「米10年債利回り」、米株下落に引っ張られる(であろう)「日経平均」、急減速が予想される「米10-12月GDP(22:30)」…。
“後者(突破できない)”と見るのが自然ではありますが、その分だけ“前者(突破する)”になると見返りは大きい…?
リスク感をしっかりとし、後は状況を見守るしかありませんが、期待感を持ちながら当該攻防戦に臨みたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.758(11/24高値、12/2高値)
上値4:104.578(12/10高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:104.396(1/11高値、100日移動平均線、+2σ)
上値2:104.307(日足・一目均衡表先行スパン上限、20週移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:104.195(1/14高値、1/27高値)
前営業日終値:104.098(+1σ)
下値1:104.000(大台)
下値2:103.864(200月移動平均線)
下値3:103.761(日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値4:103.691(日足・一目均衡表先行スパン下限、20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
下値5:103.587(1/27安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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