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マネパ為替分析 日刊レポート

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本日の米雇用統計は「いつもと一味違う」…!?

2021年02月05日

◆ 早くも“そろそろ”が動き出した… - “105円半ば”へ上昇 

最も目立ったのは、昨日は「ポンド(急騰)」でした。
しかしそれを除けば(次ぐのは)、「ドル(買い基調継続)」だったといえます。

キッカケとなったのは「米欧の景況感格差(期待感)」を背景にした、ユーロドルの“1.20ドル割れ”と見られます。
これに「米追加経済対策」への思惑を背景にした「米利回り上昇(一時1.16%手前)」が、サポートした格好といえます。
さらに「強めの米経済指標(新規失業保険は3週連続減少/製造業新規受注は8ヶ月連続増加)」も後押しとなり、ドル円は“ほぼ一方通行”的に“105.560円”へと上値を伸ばしました。


◆ 「新たな分水嶺」を明確に突破できるか…?

“上放れ”した格好になりますので、“もう一段の上値追い”が目先は期待されるところです。
さらに「オプションの期限切れ(10億ドル超)」が本日も予定されているだけに、「オプションへの収斂圧力(105円ライン)はさらに緩む」という期待感も募るところです。
ただし“昨日高値(105.560円)”付近には“200日移動平均線(本日は105.598円)”が展開しており、すぐ上には“11/11高値(105.672円)”も控えています。
「新たな分水嶺」となるこの2つを、はたして明確に突破することができるか…?


◆ 事前予想は“割れ”、思惑も“定まらず”だが、その分だけ…? - 米雇用統計

こうした中、本日は「米雇用統計」が予定されています。
『以前ほどは注目されない(動かない)』というイメージがついてしまった直近の同指標ですが、ただ現時点でテーマの1つとなっているのが「米欧の景況感格差」です。
仮に好内容だと“もう一段の上値追い”に拍車がかかる可能性がある反面、芳しくないと“ポジション調整→急反落”にもつながりかねないという事情を抱えています。

最も注目される「非農業部門雇用者数」は、事前予想が“+5.0~+10.0万人”とされています。
しかし実際には“△25.0万人~+40.0万人”と大きく割れており、なかなか先行きが見通せません。
このため「(発表までは)積極的なポジション形成は手控えられる」との見方が少なくない反面、「思惑次第で発表前でも揺れ動く可能性あり」との見方も存在しています。
さらに発表後は「(いずれかに)一気に吐き出される」という可能性も…?

個人的には“さらなる上値追い→本格的なドル買いトレンド入り”を期待していますが、
当然“逆方向へのリスク”にも備える必要がありそうです。
いずれにしても後は“結果次第”ということになりますが、「いつもの米雇用統計とは一味違う(動意づく可能性あり)」を踏まえながら、臨みたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.165(9/14高値、10/8高値)
上値4:106.021(50週移動平均線、大台)
上値3:105.945(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:105.745(10/20高値、11/11高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:105.598(200日移動平均線、2/4高値)
前営業日終値:105.546(+2σ)
下値1:105.311(2/4安値後の50%押し)
下値2:105.232(2/4安値後の61.8%押し)
下値3:105.134(2/4安値後の76.4%押し、ピボット1stサポート)
下値4:105.000(大台、2/4安値、1/21~2/4の23.6%押し)
下値5:104.923(2/3安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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